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12345から3つ選ぶ選び方は10通りである.
123, 124, 125, 134, 135, 145, 234, 235, 245, 345.
組み合わせでは, 以下の記法を用いてこのことを表す: .
一般に, について である. ここで, と階乗を定義する.
になるまで, これらの値が100万を超えることはない: .
について, 100万を超える は何通りあるか?
125874を2倍すると251748となる. これは元の数125874と順番は違うがちょうど同じ数字からなる。
が と同じ数字からなるような最小の正整数 を求めよ.
47とその逆さ読みを足し合わせるととなり, 回文数になる.
全ての数が直ちに回文数になるわけではない. 349を考えよう,
,
349は, 3回の操作を経て回文数になる.
まだ証明はされていないが, 196のようないくつかの数は回文数にならないと考えられている. 逆さ読みを足すという操作を経ても回文数にならないものをLychrel数と呼ぶ. 先のような数の理論的な性質により, またこの問題の目的のために, Lychrel数でないと証明されていない数はLychrel数だと仮定する.
更に, 10000未満の数については,常に以下のどちらか一方が成り立つと仮定してよい.
50回未満の操作で回文数になる
まだ誰も回文数まで到達していない
実際, 10677が50回以上の操作を必要とする最初の数である: 4668731596684224866951378664 (53回の操作で28桁のこの回文数になる).
驚くべきことに, 回文数かつLychrel数であるものが存在する. 最初の数は4994である.
10000未満のLychrel数の個数を答えよ.
1の位が3である2桁の数9つを*3と記す。それらのうち、13, 23, 43, 53, 73, 83の6つは素数である。
56**3の第3桁と第4桁に同じ数字を当てはめる。この5桁の数は7つの素数をもつ最初の例である: 56003, 56113, 56333, 56443, 56663, 56773, 56993. よって, この族の最初の数である56003は, このような性質を持つ最小の素数である.
桁を同じ数で置き換えることで8つの素数が得られる最小の素数を求めよ. (注:連続した桁でなくても良い)
Googol ()は非常に大きな数である: 1の後に0が100個続く. は想像を絶する. 1の後に0が200回続く. その大きさにも関わらず, 両者とも数字和 ( 桁の和 ) は1である.
について自然数 を考える. 数字和の最大値を答えよ.
カードゲームのポーカーでは, 手札は5枚のカードからなりランク付けされている. 役を低い方から高い方へ順に並べると以下である.
役無し(ハイカード): 一番値が大きいカード
ワン・ペア: 同じ値のカードが2枚
ツー・ペア: 2つの異なる値のペア
スリーカード: 同じ値のカードが3枚
ストレート: 5枚の連続する値のカード
フラッシュ: 全てのカードが同じスート (注: スートとはダイヤ・ハート・クラブ・スペードというカードの絵柄のこと)
フルハウス: スリーカードとペア
フォーカード: 同じ値のカードが4枚
ストレートフラッシュ: ストレートかつフラッシュ
ロイヤルフラッシュ: 同じスートの10, J, Q, K, A
ここでカードの値は小さい方から2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9, 10, J, Q, K, Aである. (訳注:データ中で10は'T'と表される)
もし2人のプレイヤーが同じ役の場合には, 役を構成する中で値が最も大きいカードによってランクが決まる: 例えば, 8のペアは5のペアより強い (下の例1を見よ). それでも同じランクの場合には (例えば, 両者ともQのペアの場合), 一番値が大きいカードによってランクが決まる (下の例4を見よ). 一番値が大きいカードが同じ場合には, 次に値が大きいカードが比べれられ, 以下同様にランクを決定する.
例:
試合
プレイヤー1
プレイヤー2
勝者
1
5H 5C 6S 7S KD 5のペア
2C 3S 8S 8D TD 8のペア
プレイヤー2
2
5D 8C 9S JS AC 役無し, A
2C 5C 7D 8S QH 役無し, Q
プレイヤー1
3
2D 9C AS AH AC Aのスリーカード
3D 6D 7D TD QD ダイヤのフラッシュ
プレイヤー2
4
4D 6S 9H QH QC Qのペア, 9
3D 6D 7H QD QS Qのペア, 7
プレイヤー1
5
2H 2D 4C 4D 4S 4-2のフルハウス
3C 3D 3S 9S 9D 3-9のフルハウス
プレイヤー1
poker.txtには1000個のランダムな手札の組が含まれている. 各行は10枚のカードからなる (スペースで区切られている): 最初の5枚がプレイヤー1の手札であり, 残りの5枚がプレイヤー2の手札である. 以下のことを仮定してよい
全ての手札は正しい (使われない文字が出現しない. 同じカードは繰り返されない)
各プレイヤーの手札は特に決まった順に並んでいるわけではない
各勝負で勝敗は必ず決まる
1000回中プレイヤー1が勝つのは何回か? (訳注 : この問題においてA 2 3 4 5というストレートは考えなくてもよい)
1から始めて, 以下のように反時計回りに数字を並べていくと, 辺の長さが7の渦巻きが形成される.
37
36
35
34
33
32
31
38
17
16
15
14
13
30
39
18
5
4
3
12
29
40
19
6
1
2
11
28
41
20
7
8
9
10
27
42
21
22
23
24
25
26
43
44
45
46
47
48
49
(表の書き方、素数を赤くする)
面白いことに, 奇平方数が右下の対角線上に出現する. もっと面白いことには, 対角線上の13個の数字のうち, 8個が素数である. ここで割合は8/13 ≈ 62%である.
渦巻きに新しい層を付け加えよう. すると辺の長さが9の渦巻きが出来る. 以下, この操作を繰り返していく. 対角線上の素数の割合が10%未満に落ちる最初の辺の長さを求めよ.
コンピュータの中では、文字にはそれぞれ一意のコードが割り当てられている。よく使われる標準としてASCII (American Standard Code for Information Interchange) がある。ASCIIでは、大文字のAは65、アスタリスク (*)は42, 小文字のkは107などと割り当てられている。
モダンな暗号化の方法として, テキストファイルの各バイトをASCIIに変換し, 秘密鍵から計算された値とXORを取るという手法がある. XOR関数の良い点は, 暗号化に用いたのと同じ暗号化鍵でXORを取ると平文を復号できる点である. 65 XOR 42 = 107であり, 107 XOR 42 = 65である.
破られない暗号化のためには, 鍵は平文と同じ長さのランダムなバイト列でなければならない. ユーザーは暗号文と暗号化鍵を別々の場所に保存する必要がある. また, もし一方が失われると, 暗号文を復号することは不可能になる.
悲しいかな, この手法はほとんどのユーザーにとって非現実的である. そこで, 鍵の変わりにパスワードを用いる手法が用いられる. パスワードが平文より短ければ (よくあることだが), パスワードは鍵として繰り返し用いられる. この手法では, 安全性を保つために十分長いパスワードを用いる必要があるが, 記憶するためにはある程度短くないといけない.
この問題での課題は簡単になっている. 暗号化鍵は3文字の小文字である. cipher1.txtは暗号化されたASCIIのコードを含んでいる. また, 平文はよく用いられる英単語を含んでいる. この暗号文を復号し, 平文のASCIIコードの和を求めよ.
素数3, 7, 109, 673は非凡な性質を持っている. 任意の2つの素数を任意の順で繋げると, また素数になっている. 例えば, 7と109を用いると, 7109と1097の両方が素数である. これら4つの素数の和は792である. これは, このような性質をもつ4つの素数の集合の和の中で最小である.
任意の2つの素数を繋げたときに別の素数が生成される, 5つの素数の集合の和の中で最小のものを求めよ.
2の平方根は無限に続く連分数で表すことができる.
最初の4回の繰り返しを展開すると以下が得られる.
次の3つの項はである. 第8項はである. これは分子の桁数が分母の桁数を超える最初の例である.
最初の1000項を考えたとき, 分子の桁数が分母の桁数を超える項はいくつあるか?