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フィボナッチ数列は再帰的な関係によって定義される:
(113桁)は, 下9桁に1から9までの数字をすべて含む初めてのフィボナッチ数である. そして, (575桁)は, 頭から9桁に1から9までの数字をすべて含む初めてのフィボナッチ数である.
が, 頭から9桁と下9桁のどちらも1から9までの数字をすべて含む初めてのフィボナッチ数とするとき,を求めよ.
大きさの集合の要素の和をで表す. 空でなく共通要素を持たないいかなる 2 つの部分集合とに対しても以下の性質が真であれば,を特殊和集合と呼ぼう.
; つまり, 部分集合の和が等しくてはならない.
がより多くの要素を含んでいればこのときとなる.
本問題に対しては, 与えられた集合は個の単調増加する要素を含み, かつ第二のルールをすでに満たしているものと仮定しよう.
驚くべきことに,の集合から得ることができる 25 個の可能な部分集合の対のうち, 1 個の対のみが 同一性(第一のルール)をテストされる必要がある. 同様に,のときは, 966 個の部分集合の対のうち 70 個のみがテストされる必要がある.
に対して, 得られる 261625 個の部分集合の対のうち, 同一性をテストされる必要があるものは何個か.
3つの異なる点がかつ三角形となるように, デカルト平面上にランダムに与えられる.
以下の2つの三角形を考える.
三角形が原点を内部に含み, は原点を内部に含まないことが確かめられる.
27Kのテキストファイルtriangles.txt(右クリックしリンク先を保存して欲しい) にランダムな1000個の三角形が適当なフォーマットのもと含まれている. 内部に原点を含む三角形の数を答えよ.
注: ファイル中の最初の二つは三角形ABC, XYZである.
大きさの集合の要素の和をで表す. 空でなく共通要素を持たないいかなる 2 つの部分集合とに対しても以下の性質が真であれば,を特殊和集合と呼ぼう.
; つまり, 部分集合の和が等しくてはならない.
がより多くの要素を含んでいればこのときとなる.
たとえば, は,であるため特殊和集合ではないが,はすべての可能な部分集合の対の組み合わせについて両方のルールを満たしており, またである.
7個から12個の要素を含む集合100個が記された 4K のテキストファイルsets.txt (右クリックして "名前をつけてリンク先を保存") を用いて (上の二例はファイルの最初の 2 集合である), 特殊和集合をすべて特定し,を求めよ.
大きさの集合の要素の和をで表す. 空でなく共通要素を持たないいかなる 2 つの部分集合とに対しても以下の性質が真であれば,を特殊和集合と呼ぼう.
; つまり, 部分集合の和が等しくてはならない.
がより多くの要素を含んでいればこのときとなる.
あるに対しが最小化されていれば, それを最適特殊和集合と呼ぼう. はじめの 5 つの最適特殊和集合は下に与えられる.
ある最適特殊和集合に対し, 次の最適特殊和集合はとなりそうである. ここでは前列の「中央の」要素である.
この「法則」を用いるとに対する最適特殊和集合はで, と予期するだろう. しかしこれは, 最適に近い集合を与えるアルゴリズムを用いたにすぎないため, 最適特殊和集合とはならない.に対する最適特殊和集合はで,である. これに対応する集合の文字列は 111819202225 である.
をに対する最適特殊和集合とするとき, その集合の文字列を求めよ.
次の等式では正の整数である.
では 113 の異なる解があり, このが解の個数が 100 を超える最小の値である.
解の数が 4,000,000 を超える最小の n を求めよ.
注: この問題は問題108を非常に難しくしたケースである. 総当り法で解ける範囲を超えているので, 賢い解き方が求められる.
数列の個の項を与えられたときに, 次の項を確実に求めることは不可能である. その数列に合うような多項式が無限個存在するからである.
例として, 立方数の数列を考えよう. これは生成関数で定義され, 1, 8, 27, 64, 125, 216, ...となる.
この数列の最初の2項のみが与えられているとしよう. "Simple is best"の法則にのっとり, 線形の関係があると仮定し, 3つ目の項が15であると予想する (差分が7). もし最初の3項のみが与えられていたとしても, 同じ原則により, 二次の関係があると仮定して次の項を予測する.
数列の最初の項を生成できる最適な多項式の第項をで表すことにする. 明らかに,については正しい. 最初の異なる項 (First Incorrect Term, FIT) はであろう. これを bad OP (BOP) と呼ぶことにする.
原則より, 最初の項しか与えられていない場合には, 定数項とするのが理に適っているだろう; 即ち,.
従って, 立方数の数列について以下のOPを得る.
1, 1, 1, 1, ...
1, 8, 15, ...
1, 8, 27, 58, ...
1, 8, 27, 64, 125, ...
(BOPを赤くする)
明らかに,のときにはBOPは存在しない.
BOPのFIT (上の例では赤で示されている) の和は,である.
以下の10次多項式からなる生成関数を考える:
BOPのFITの総和を求めよ.
左から右までどの桁もその左の桁を下回らない数を増加数と呼ぶ. 例えば, 134468.
同様に, どの桁もその右の桁を下回らない数を減少数と呼ぶ. 例えば, 66420.
増加数でも減少数でもない正の整数をはずみ数と呼ぶことにする. 例えば, 155349.
100以下にはずみ数が無いのは明らかだが, 1000未満では半数を少し上回る525個がはずみ数である.
実際, はずみ数の割合が50%に達する最少の数は538である.
驚くべきことに, はずみ数はますます一般的になり, 21780でははずみ数の割合は90%に達する.
はずみ数の割合がちょうど99%になる最小の数を求めよ.
(原文からして、「xx以下の数がbouncyである割合」という言い方をしていない。)
以下の無向ネットワークは7つの頂点と重み付きの12個の辺からなり, 重みの総和は243である.
このネットワークを以下の行列で表現することができる.
A
B
C
D
E
F
G
A
-
16
12
21
-
-
-
B
16
-
-
17
20
-
-
C
12
-
-
28
-
31
-
D
21
17
28
-
18
19
23
E
-
20
-
18
-
-
11
F
-
-
31
19
-
-
27
G
-
-
-
23
11
27
-
しかし, このネットワークを, 全ての頂点が連結であるように適当な辺を除いた上で最適化することが出来る. 節約される量が最大化されるように取り除いたネットワークが以下の画像である. この場合, 辺の重みの総和は93であり, 元のネットワークからの節約量は 243 - 93 = 150 である.
6Kバイトのテキストファイルnetwork.txt (右クリックして保存すること) には40頂点のネットワークを行列表示したものが記されている. ネットワーク全体が連結であるが冗長な辺を取り除いたときの節約量を最大にするようにした場合の節約量を答えよ.
ダーツゲームでは, プレイヤーは 20 等分に分けられたダーツボードに 3 本のダーツを投げる. ダーツボードは 1 から 20 の番号がふられている.
ダーツの点数は, ダーツが刺さった領域の番号によって決まる. 外側の赤緑の輪の外に刺さったダーツは 0 点である. この輪の内側の黒と白の領域はシングル (1 倍) の点数を表している. しかし, 外側と内側の赤緑の輪はそれぞれダブル (2 倍) とトリプル (3 倍) の点数である.
ボードの中央の 2 つの同心円はブルやブルズアイと呼ばれる. 外側のブルは 25 点, 内側のブルはダブルの 50 点である.
ルールには多くのバリエーションがあるが, 最もポピュラーなゲームでは, プレイヤーは 301 または 501 点から始まり, 最も早く現在の得点を 0 点に減らしたプレイヤーが勝者となる. しかし, 普通は「ダブルアウト」方式でプレイをする. この方式では, プレイヤーは勝利するために, 最後のダーツをダブル (ボードの中央のダブルのブルズアイを含む) に刺さなければならない. それ以外で現在の得点を 1 点以下に減らした場合, 3 本のダーツに対する得点は「バースト(無効)」になる.
プレイヤーが現在の得点で終了できる場合を「チェックアウト」と呼ぶ. 最も高いチェックアウトは 170: T20 T20 D25 (トリプルの 20 を 2 回とダブルのブル) である.
得点が 6 でチェックアウトする異なるやり方はちょうど 11 通りある.
D3
D1
D2
S2
D2
D2
D1
S4
D1
S1
S1
D2
S1
T1
D1
S1
S3
D1
D1
D1
D1
D1
S2
D1
S2
S2
D1
D1 D2 と D2 D1 は, 異なるダブルで終了しているので異なるとみなすことに注意しよう. しかし S1 T1 D1 の組み合わせは T1 S1 D1 と同じとみなす.
さらに, 組み合わせを考える上でミスは含まないこととする; たとえば, D3 は 0 D3 や 0 0 D3 と同じである.
信じられないことに, 異なるチェックアウトは全部で 42336 通りある.
得点が 100 未満の異なるチェックアウトは何通りあるか.
重複した桁を含む 4 桁の素数を考える. 全てが同じにならないのは明らかである: 1111 は 11 で割り切れ, 2222 は 22 で割り切れ, 以下同様だからである. しかし 3 個の 1 を含む 4 桁の素数は 9 つある:1117, 1151, 1171, 1181, 1511, 1811, 2111, 4111, 8111
桁の素数に対する重複した桁の最大個数をと表すことにしよう. ここでは重複した桁の数字とする. またそのような素数の個数をと表し, これらの素数の和をと表す.
よって M(4, 1) = 3 は, 重複した桁を 1 としたときの, 4 桁の素数に対する重複した桁の最大個数である. そのような素数は N(4, 1) = 9 個あり, これらの素数の和は S(4, 1) = 22275 である. d = 0 に対しては, 重複した桁は M(4, 0) = 2 個だけ可能であることが分かるが, そのような場合は N(4, 0) = 13 個ある.
同じようにして 4 桁の素数に対して次の結果を得る.
数字
0
2
13
67061
1
3
9
22275
2
3
1
2221
3
3
12
46214
4
3
2
8888
5
3
1
5557
6
3
1
6661
7
3
9
57863
8
3
1
8887
9
3
7
48073
d = 0 から 9 に対して,の総和は 273700 である.
の総和を求めよ.
長さ 7 ユニットからなる 1 列上に, 最低 3 ユニットの長さを持つ赤ブロックが置かれている. ただしどの赤ブロック同士も, 少なくとも 1 ユニットの黒い正方形が間にある(赤ブロックは長さが異なってもよい). これを敷き詰める方法は, ちょうど 17 通りある.
50 ユニットの長さの 1 列を敷き詰める方法は何通りあるか.
注意: 上の例では起こりえないが, 通常はブロックの大きさが複数混ざっていてもよい. 例えば, 8 ユニットの長さの 1 列では, 赤(3), 黒(1), 赤(4) を使うことができる.
ある数の桁を左から右へと順に見たとき, 任意の桁の数が自身の左にある桁の数以上であるとき, その数を増加数 (increasing number) と呼ぶ; 例えば134468は増加数である.
同様に, 任意の桁の数が自身の右にある桁の数以上であるとき, その数を減少数 (decreasing number) と呼ぶ; 例えば66420がそうである.
増加数でも減少数でもない数を "はずみ"数 ("bouncy" number) と呼ぶ; 155349がそうである.
nが大きくなるにつれ, n以下のはずみ数の割合は大きくなる. 例えば, 100万未満では, はずみ数でない数は12951個しかない. 同様に, 未満では277032個しかない.
googol数 () 未満ではずみ数でないものの個数を答えよ.
注意: これは問題114をより難しくした問題である.
長さユニットからなる 1 列上に, 最低ユニットの長さを持つ赤ブロックが置かれている. ただしどの赤ブロック同士も, 少なくとも 1 ユニットの黒い正方形が間にある(赤ブロックは長さが異なってもよい).
敷き詰め計数関数は 1 列に敷き詰める方法が何通りかを表すとする.
例えば,であり,である.
の時,がこの敷き詰め計数関数が初めて 1,000,000 を超える最小の値であることがわかる.
同様に,ではであることがわかり, つまりがこの敷き詰め計数関数が初めて 1,000,000 を超える最小の値であることがわかる.
のとき, この敷き詰め計数関数が初めて 1,000,000 を超える最小のの値を求めよ.
512 という数は興味深い数である. というのも, 各桁の和を何乗かしたものに等しくなっているからである: である. この特性を持つ他の数は例えばである.
この数列の第項をと定義し, また 2 桁以上であるとしよう.
となる.
を求めよ.
1 から 9 の全ての数字を使い, 自由につなげることで 10 進数の数字を作り, 複数の集合を作ることができる. 集合は面白いことに全ての要素が素数である.
1 から 9 の数字をちょうど 1 個ずつ含み, 素数の要素しか含まない集合はいくつあるか?
袋の中に赤い円盤 1 枚と青い円盤 1 枚が入っている. ある賭けゲームにおいて, プレイヤーは円盤を 1 枚ランダムに取り出しその色を記録する. 各ターンの終わりに円盤は袋に戻され, 追加の赤い円盤 1 枚が袋に足され, そして次の円盤がランダムに取り出される.
プレイヤーはゲームをプレイするのに 1 ポンドを支払い, ゲーム終了時に青い円盤を赤い円盤より多く取り出していれば勝利する.
ゲームが 4 ターンプレイされたとすると, プレイヤーが勝利する確率はちょうど 11/120 となる. したがって, 胴元が赤字にならないようにこのゲームで勝ちに対して割り当てるべき賞金の最大は 10 ポンドとなるであろう. 支払いはすべてポンドの整数倍であり, またゲームをプレイするのに支払われたもともとの 1 ポンドを含んでいるため, 与えられた例では実際にはプレイヤーは 9 ポンドを獲得することに注意しよう.
15 ターンがプレイされるゲーム 1 回に割り当てられるべき賞金の最大を求めよ.
をで割った余りをと定義する.
例えば,のときである:. が変わればも変わるが,のときの最大値r_\maxはであることがわかる.
において,\sum r_\maxを求めよ.
5 個の黒い正方形のタイルの列を, 赤(長さ 2), 緑(長さ 3), 青(長さ 4)から選んで, この色のついた長方形のタイルでいくつか置き換える.
もし赤のタイルを選んだ場合は, ちょうど 7 通りの方法がある.
もし緑のタイルを選んだ場合は, 3 通りである.
もし青のタイルを選んだ場合は, 2 通りである.
複数の色を混ぜられない場合は, 5 ユニットの長さの 1 列に並んだ黒いタイルを置き換える方法は 7 + 3 + 2 = 12 通りある.
50 ユニットの長さの 1 列に並んだ黒いタイルを置き換える方法は何通りあるか. ただし複数の色を混ぜることはできず, 少なくとも 1 個は色のついたタイルを使うこと.
注: この問題は問題117に関連する
黒い正方形のタイルと, 2 ユニットの長さの赤のタイル, 3 ユニットの長さの緑のタイル, 4 ユニットの長さの青のタイルから選んで組み合わせて, 5 ユニットの長さの 1 列をタイルで敷く方法はちょうど 15 通りある.
長さ 50 ユニットの 1 列をタイルで敷く方法は何通りあるか.
注: この問題は問題116に関連する
を番目の素数とする. またををで割った余りとする.
例えばのときでありである。
余りがより大きくなるの最小値はである.
余りがより大きくなる最初のを求めよ.
を求めるのに最も単純な方法では 14 回の掛け算が必要である.
しかし、2進法を用いれば6 回の掛け算で計算できる.
ところがたった 5 回の掛け算のみでも計算できる.
をを求めるのに必要最低限な掛け算の回数と定義する. たとえばである.
に対し、を求めよ.
1のみからなる数をレプユニット(repunit)という。を長さのレプユニットとする。 例えばとなる。
なる正の整数が与えられたとき、がで割り切られるようなが常に存在することが示せる。をそのようなの最小のものとする。例えばとなる。
の値が10を超える最小のは17である。
の値が100万を超える最小のを求めよ。
1のみからなる数をレプユニット(repunit)という。を長さのレプユニットとする。 例えばとなる。
なる正の整数が与えられたとき、がで割り切られるようなが常に存在することが示せる。をそのようなの最小のものとする。例えばとなる。
5より大きい素数について、がを割り切ることが知られている。のときにはであり, 40は5で割り切れる.
非常に少ないのだが、合成数においても上が成立する場合がある。最初の5つの例は 91, 259, 451, 481, 703 である。
かつがを割り切るような最初の25個の合成数の総和を求めよ。
1のみからなる数をレプユニットという. を長さのレプユニットとする.
例えば,となり, 素因数の和は9414となる.
の最初の40個の素因数の和を求めよ.
1のみからなる数をレプユニット(repunit)という。を長さのレプユニットとする。 例えばとなる。
というレプユニットについて考える.
は 17 では割り切れないが, は 17 で割り切られる. さらに,が 19 で割り切られるようなは存在しない. 驚くべきことに, の因数となりうる100未満の素数は 11, 17, 41, 73 の4個のみである.
の因数となりえない100000未満の素数の和を求めよ.
を等差数列となるような正の整数とする. 正の整数がと与えられたときに, 方程式は唯一つの解を持つ.
実のところ100未満のについて方程式が唯一つの解を持つようなは25個存在する.
5000万未満のについて方程式が唯一つの解を持つようなは何個存在するか?
連続する素数について考える. は末尾の桁がからなりで割り切れる最小の数であることが確かめられる.
実際,を除けば, 全てのなる連続する素数のペアについて, 末尾の桁が からなりで割り切れる数が存在する.をの最小のものであるとする.
を満たす連続する素数のペア全てに対しを求めよ.
の"根基"(radical)をで書き、の異なる素因数の積とする。例えばなのでである。
正整数の3つ組が abc-hit であるとは
____
____
の4つの性質を満たすことである.
は abc-hit である:
abc-hit は非常に稀である.には31個しかなく, そのときのは 12523 である.
でのを求めよ.
が全て平方数となる整数の組で, 最小のを求めよ.
フィボナッチ数列すなわちによって与えられる無限級数を考える.
この問題では, が正の整数となるようなの値について考える. 驚くべきことに, である.
最初の5つの自然数に対する x の値を下表に示す.
1
2
3
4
5
xが有理数のときのの値を, 非常に稀なので, "金塊" (golden nugget) と呼ぶ. 実際, 10番目の"金塊"は74049690である.
15番目の"金塊"を求めよ.
で各辺の長さが整数の直角三角形の三辺を表す. 一辺の長さがの正方形中に先ほどの三角形を4つ配置することが可能である.
例えば-三角形はの正方形に4つ配置される. このとき, 中央部にの穴が空いている. また, の正方形は25個のの正方形で敷き詰めることができる.
しかし, -三角形を使った場合は穴のサイズがになり, の正方形ではの正方形を敷き詰めることができない.
では, 未満の周囲長を持つ直角三角形を考え, 上のような敷き詰め方を許す直角三角形の数を答えよ.
3項間漸化式 () によって与えられる無限級数を考える.
この問題では,が正の整数となるようなの値について考える.
最初の5つの自然数に対するの値を下表に示す.
********
********
1
2
3
4
5
x が有理数となるときの AG(x) の値を"金塊" (golden nugget) と呼ぶことにする. "金塊"は次第に稀になっていき, 20番目の"金塊"は 211345365 となる.
最初の30個の"金塊"の和を求めよ.
正の整数について、その逆順との和が奇数の数字のみで表されるようなものが存在する。例えばがそうである。この性質を持つ数をreversibleと呼ぶことにする。つまり36, 63, 409, 904はreversibleである。とのいずれにも先頭に0が来ることは許されない。
1000未満には120個のreversibleな数が存在する。
10億()未満にはreversibleな数はいくつ存在するか。
正の整数をで割った商と余りをそれぞれとで表す. を適当に並び替えたときに正の項からなる等比数列(幾何数列)になる場合がある.
例えば58を6で割ると商が9で余りが4である. 4, 6, 9は公比3/2の幾何数列になっている. 以下, このような を累進数と呼ぶ. (訳者注: progressive numberの定訳が分からないので適当な名前にしておく.)
いくつかの累進数やは平方数になっている. 100000未満の累進平方数の和は124657である.
未満の累進平方数の総和を答えよ.
正の整数が等差数列として与えられたとき,がちょうど2個の解を持つような最小の正の整数はである.
は, 方程式がちょうど10個の解を持つ最小の値である.
ちょうど10個の解を持つようなは, 100万未満にいくつ存在するか?
ABCを全ての内角が120度未満の三角形とする. Xを三角形の内点とし, XA = p, XB = q, XC = rとする.
フェルマーは「p+q+rを最小にするXを探す方法はあるか?」とトリチェリに問題を出した.
正三角形 AOB, BNC, AMC がABCの各辺に構成できるならば, AOB, BNC, AMCに外接する3つの円が三角形の内部の1点 T で交わることをトリチェリは示した. さらに, トリチェリ-フェルマー点と呼ばれる T が, p + q + r を最小化することも示した. 更には, 和が最小となるときには, AN = BM = CO = p + q + r であり, AN, BM, COもまた T と交わることも示せる.
和が最小化されているとして, a, b, c, p, q, r が全て正の整数であるとき, 三角形 ABC をトリチェリ三角形と呼ぶ. 例えば, a = 399, b = 455, c = 511 は p + q + r = 784 のトリチェリ三角形である.
トリチェリ三角形について 異なる値をとる p + q + r ≤ 120000 の総和を求めよ.
レーザー物理学では, "white cell"とはレーザー光線を遅延させるための鏡の装置のことである. 光線はcellに入り, 鏡で反射して, 最終的には飛び出す.
特定のwhite cellは, 方程式 4x2 + y2 = 100 で表される楕円と考えることができる.
−0.01 ≤ x ≤ +0.01 に対応する上部に穴が空いていて, 光線が出入りできるようになっている.
この問題では, 光線はwhite cellの外側 (0.0,10.1) から始まり, 最初に (1.4,-9.6) で鏡に反射するものとする.
光線は, 楕円の表面に当たるごとに, 反射の法則に従う. つまり, 入射する光線と反射する光線は入射する点の法線に対して同じ角度をなす.
上の左の図では, white cellと赤線で光線の最初に反射する2点を, 青線で最初に反射する点の接線を示している.
与えられた楕円に対する点 (x,y) での接線の傾きmは, m = -4x/y となる.
法線とは, 反射する点での接線に垂直な線である.
右側のanimationは光線の最初の10回の反射を示している.
光線はwhite cellから出るまでに何回反射するか?
底の長さが, 脚の長さが17の二等辺三角形を考える.
ピタゴラスの定理より, 三角形の高さとなる. 高さは底の長さより1だけ短い.
とすると, となり, これは底の長さより1だけ長い. この三角形はという性質を持つ二等辺三角形の中で二番目に小さい.
が全て正の整数であるとし, そのような二等辺三角形の中で小さい順に12個取ったときのを求めよ.
三角形配列において, 含まれる要素の和が最小となるような部分三角形を求めたい.
下図では, マークされた三角形が, 和が -42 となり, この条件を満たすことは簡単に確かめられる.
1000行の三角形配列を作りたいので, 500500個の値の範囲が±219の擬似乱数を以下のような線形合同法によって生成する.
三角配列は, 以下のように配置される.
部分三角形は, ある要素から始めて下にいくにつれ広くなっていくようなものを考える. (最初の要素の次の行は2つの要素を含む, その次の行は3つの要素を含む, といったように) "部分三角形の和"はそれが含む全ての要素の和とする. 最小の部分三角形の和を求めよ.
が連続する素数になる最小の正整数は 10 である. 100万未満のの総和は 1242490 である.
それでは, 1億5000万未満のの総和を求めよ.
下の表において, 任意の方向(縦横斜め)に隣り合うものの和の最大値は16 (= 8 + 7 + 1)となることは簡単に確かめられる.
いま, 同じ探索をより大きなものについてもしてみることにする.
まず, 400万個の擬似乱数を"Lagged Fibonacci Generator"によって生成する.
について, について,
つまり, s10 = -393027 , s100 = 86613 となる.
s の項は, 最初の2000個を最初の行に(順番に), 次の2000個を2番目の行に, というように, 2000x2000の表に並べ替えられる.
任意の方向(縦横斜め)に隣り合うものの和の最大値を求めよ. (連続して足す領域は3マス以上でもよい, 斜め4マス等も認める)
とある印刷屋では毎週16回の定期的な仕事がある. 毎回 A5 サイズの特殊な色校正用紙 (special colour-proofing paper) を1枚使う.
月曜日の朝になると, 主任はA1サイズの特殊紙が入った新しい封筒を開ける.
彼はA1の紙を半分に切る. するとA2の紙が2枚出来上がる. 片方を半分に切りA3の紙が2枚出来上がる. 以下繰り返し, A5の紙を得るまで繰り返し, 1枚をその週の最初の仕事に使う.
使われなかった紙は全て元の封筒に収める.
さて, 各仕事の際に, 主任は封筒からランダムに紙を1枚取り出す. もしA5の紙を取り出したならそのまま仕事に使う. そうでない場合は 半分に切る ことを繰り返し, A5の紙を1枚使い, 残りは元の封筒に戻す.
週の最初と最後の仕事以外で, 封筒に紙が1枚だけ入っている回数の期待値を求めよ.
回答は, 四捨五入し小数点以下6桁で答えること (x.xxxxxxという形).
for k = 1 up to k = 500500:{ }
よって, となる.
-2
5
3
2
9
-6
5
1
3
2
7
3
-1
8
-4
8
パスカルの三角形の最初の7列には7で割り切れる要素は一つもないことが簡単に分かる.
しかし最初の100列を調べると, 5050個の要素の内, 7で割り切れないものは2361個しかない.
パスカルの三角形の最初の10億列 (列) の要素で7で割り切れないものの数を答えよ.
以下のように, 10進法で自然数を0から書いていく. 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12....
ある桁の数が d = 1 について考える. 数nを書いた後, 1が出現する回数を更新する. この数を f(n,1) とする. f(n,1) の最初の値は以下のようになる.
n
f(n,1)
0
0
1
1
2
1
3
1
4
1
5
1
6
1
7
1
8
1
9
1
10
2
11
4
12
5
f(n,1) は決して3にならないことに注意. つまり, f(n,1) = n の最初の2つの解は, n = 0 と n = 1 となる. 次の解は n = 199981 である.
同様にして, f(n,d) はある桁の数dがnまでに何回現れたか, と定義する. 実は, d ≠ 0 の全てのdについて, 0 が f(n,d)=n の最初の解となる.
s(d) を, f(n,d) = n の解の総和として定義する. s(1) = 22786974071 となる.
1 ≤ d ≤ 9 について, ∑ s(d) を求めよ.
注意: もし, f(n,d) = n となるnが異なったdについて存在した場合, このnは重複して数えるものとする.
(数式化、「桁の数」)
1/2 を異なる整数の平方の逆数の和として書き表す方法はいくつかある.
例えば, {2,3,4,5,7,12,15,20,28,35}を使うと,
実際, 2から45までの整数を使うと, ちょうど3通りの方法がある. 残りの方法は, {2,3,4,6,7,9,10,20,28,35,36,45} か {2,3,4,6,7,9,12,15,28,30,35,36,45} を使う方法である.
2から80までの異なる整数の平方の逆数の和として 1/2 を書き表す方法は何通りあるか求めよ.
3x2 の斜め線が引かれた格子には, 下図で示されるように全部で37個の異なった長方形が存在する.
3x2 より横にも縦にも小さい5個の格子(つまり, 1x1, 2x1, 3x1, 1x2, 2x2)を考えると, それらに存在する長方形の数は以下のようになる.
1x1: 1 2x1: 4 3x1: 8 1x2: 4 2x2: 18
これらに3x2の格子の37を加えると, 全部で72個の異なった長方形が3x2以下の格子について存在する.
47x43以下の格子について存在する異なった長方形の数を求めよ.
1つの球が下の層の3つの球の上に乗るように作られた三角錐がある.
頂上から各球への経路の数を計算することにする.
経路は, 頂上から始まって, すぐ下の3つのいずれかへと下向きに進む.
したがって, ある位置への経路の数はすぐ上のものの和となる. (位置に依るが, 最大で3つが上にある)
結果はパスカルのピラミッドとなり, 深さの層に含まれる数はを展開したものの係数である.
を展開したものの係数で,の倍数となるものはいくつあるか?
ディオファントス方程式(は正の整数で,) について考える. について, この方程式は以下に挙げられる20個の解を持つ.
について, この方程式の解はいくつ存在するか?
1/1+1/1=20/10
1/1+1/2=15/10
1/1+1/5=12/10
1/1+1/10=11/10
1/2+1/2=10/10
1/2+1/5=7/10
1/2+1/10=6/10
1/3+1/6=5/10
1/3+1/15=4/10
1/4+1/4=5/10
1/4+1/20=3/10
1/5+1/5=4/10
1/5+1/10=3/10
1/6+1/30=2/10
1/10+1/10=2/10
1/11+1/110=1/10
1/12+1/60=1/10
1/14+1/35=1/10
1/15+1/30=1/10
1/20+1/20=1/10
任意の N に対して, f(N) を N! の末尾の 0 の前にある最後の5桁とする.
例えば,
9! = 362880, f(9)=36288
10! = 3628800, f(10)=36288
20! = 2432902008176640000, f(20)=17664
である.
f(1,000,000,000,000) を求めよ.
トリオミノとは3つの正方形を辺で繋げたものである. 以下は2つの基本形.
すべての方向を可能性に入れると, 以下の6つがある.
n x m が3で割り切れるならば, どのn x m の格子もトリオミノによって埋めることができる. 反転, 回転によって得られる埋めかたを別の埋め方とすると, 2 x 9 の格子では41通りの埋め方がある.
9 x 12 の格子では何通りの埋め方があるか?
16進法では, 数は以下の16個の数字によって表される
0,1,2,3,4,5,6,7,8,9,A,B,C,D,E,F
16進数の AF は, 10進法でのと等しい.
3桁の16進数 10A, 1A0, A10, A01 には, 0, 1, A の全てが現れている. 10進数で書くときと同様に, 先頭の0は書かないことにする.
0, 1, A がそれぞれ少なくとも1回は現れるような16桁までの16進数はいくつ存在するか? 16進数で答えよ.
(A,B,C,D,E,F は大文字とし, 先頭や末尾の16進数であることを表す記号や先頭の0は許されない. つまり, 1A3F ならOK. 1a3f, 0x1a3f, $1A3F, #1A3F, 0000001A3Fは許されない. )
0 ≤ d ≤ 9 なる d で埋められた 4x4 の格子がある.
以下の格子では, それぞれの行, 列の和が12となる. さらに, 斜めの和も12となる.
6 3 3 0 5 0 4 3 0 7 1 4 1 2 4 5
0 ≤ d ≤ 9 なる d で 4x4 の格子を, それぞれの行, 列, 斜めの和が同じとなるように埋める方法は何通りあるか?
どの連続した3桁の和も9以下のような(9以下は9を含む)20桁の数(先頭の0は認めない)はいくつあるか?
の直方体の表面全てを覆いつくすのに必要最小限の立方体の数は 22 個である.
さらにこの立体に表面を覆いつくすように2層目を追加すると, 46 個の立方体が必要である. 3層目は 78 個, 4層目は 118 個の立方体が表面を覆いつくすのに必要である.
ところでの直方体への1層目も 22 個の立方体が必要である. 同様にの直方体への1層目も全て 46 個の立方体である.
何層目かが個の立方体からなる直方体の数をと定義する. となる.
154 はを満たす最小のであることがわかる.
を満たす最小のを求めよ.
各頂点から対辺の中点に足を下ろした正三角形を考える. 以下に大きさ1の三角形を示す.
この三角形には形, 大きさ, 方向, 位置のいずれかが異なる三角形が16個含まれる. 大きさ1の三角形をブロックとして, 大きい三角形が作れる. 大きさ2の三角形を上図に示す. 大きさ2の三角形には形, 大きさ, 方向, 位置のいずれかが異なる三角形が104個含まれる.
大きさ2の三角形は4個の大きさ1の三角形のブロックを含み, 大きさ3の三角形は9個の大きさ1の三角形のブロックを含む. 大きさの三角形は個の大きさ1の三角形のブロックを含む.
T(n) を大きさnの三角形に含まれる三角形の数とすると,
T(1) = 16 T(2) = 104 となる.
T(36) を求めよ.
静電容量が等しい理想的なキャパシタのみを使った電気回路がある.
複数のキャパシタを直列または並列に接続してサブユニットを形成し, そのサブユニットを他のキャパシタやサブユニットと直列または並列に接続してより大きなサブユニットを形成し, そのようにして最終的な回路を形成する.
この単純な手続きを個以下の理想的なキャパシタに適用し, 全体の静電容量が異なる複数の回路を構成することができる. 例えば, 60μFのキャパシタでの場合は, 以下のように7通りの異なる静電容量を得ることができる.
(equal-valued は「容量の等しい」ではないか?)
の"根基"(radical)をで書き、の異なる素因数の積とする。例えばなのでである。
に対してを計算し,を対象にソートし,が同じ場合はを対象にソートすると以下のようになる.
ソートした表のの列の番目の要素をとする. 例えばである.
をでソートした場合,を求めよ.
正の整数について, Ulam数列は以下のように定義される.,については, は二つの異なったのそれまでの値の和としての表し方が一通りである数のを超える最小値となる.
例えば, 数列は, 1, 2, 3 = 1 + 2, 4 = 1 + 3, 6 = 2 + 4, 8 = 2 + 6, 11 = 3 + 8; となる. 5は, 5 = 1 + 4 = 2 + 3 というように二つの和の表し方があるのでこの数列に含まれない. 7 = 1 + 6 = 3 + 4 も同様である.
をについて求めよ.
----書き直してみる。
正の整数に対して、Ulam数列は次のように定義される。 についてはを超える最小の値で、のそれ以前の要素のうち異なる2要素の和としてただ1通りの表し方を持つ値とする。
例えばは となる。は、というように二つの和の表し方があるので5にならず、5はこの数列に含まれない. におけるも同様である。
の第項をと表す。を求めよ。
個以下の等価なキャパシタと上で述べた単純な手続きから得られる全体の静電容量が異なる組み合わせの数をと書くとすると,となる.
を求めよ.
注意:キャパシタを並列に接続したときの全体の静電容量は, 直列に接続したときの全体の静電容量はで求められる.
未ソート
ソート済み
1
1
1
1
1
2
2
2
2
2
3
3
4
2
3
4
2
8
2
4
5
5
3
3
5
6
6
9
3
6
7
7
5
5
7
8
2
6
6
8
9
3
7
7
9
10
10
10
10
10
自然数 142857 を考える. 最後の桁 (7) を一番前に持っていく, すなわち, 右に循環させると 714285 を得る.
714285 = 5 × 142857 が確認できる.
これは142857の珍しい性質を示している. つまり, 右に循環させた数の約数になっている.
のについて, この性質をもつ数の総和の下5桁を答えよ.
(rotateに循環という訳語もあるが、回転の方が使われているような)
線分は二つの端点によって一意に決まる。 平面上の2つの線分を考えると以下の3つの可能性がある: 共有点が0個の場合、共有点が1個の場合、無限に多くの共有点を持つ場合。
さらに、2つの線分が共有点を1つのみ持つとき、共有点がどちらかまたは両方の線分の端点である場合がある。もし共有点がどちらの線分の端点でもないなら、その点は両方の線分の内部の点である。 もし、線分 L1 と L2 の共有点 が と の唯一の共有点であり、両方の線分の内部の点であるとき、 を真の交点と呼ぶことにする。
次の3つの線分 を考える。
: (27, 44) から (12, 32) : (46, 53) から (17, 62) : (46, 70) から (22, 40)
と は真の交点を持つことが確かめられる。 の1つの端点の(22,40)は 上にあるが、これは真の交点とならないことに注意せよ。 と は共有点を持たない。つまり、上の3つの線分では、真の交点は1つとなる。
いま、同じことを5000個の線分に対して行うことにする。そのために、20,000個の数を "Blum Blum Shub" と呼ばれる擬似乱数生成法によって生成する。
それぞれの線分を4つの連続する によって決める。つまり、最初の線分は から と与えられる。(訳注: は使わない。)
最初の4つの数は上の生成法によって 27, 144, 12, 232 となる。最初の線分は (27,144) から (12,232) となる。
上の5000個の線分に対して、相異なる真の交点はいくつあるか?
整数nを2のべき乗の和で表すことを考える. ただし各数は高々2回しか使ってはいけないものとする. この表し方の数をとする. ただしと定義する.
例としてを考える.
1+1+8
1+1+4+4
1+1+2+2+4
2+4+4
2+8
と5通りの異なる表し方があるので,である.
を求めよ.
どの数字も3回を超えて現れないような18桁の数(先頭の0は許されない)はいくつあるか?
6を1273と9854に掛けると,
6 × 1273 = 7638 6 × 9854 = 59124 となる.
これらの積をつなげることで, 1から9を網羅するパンデジタル数, 763859124を得る. 763859124を"6と(1273,9854)の連結された積"と呼ぶことにする. 元の数をつなげた 612739854も1から9を網羅する数であることに注意.
同じことが0から9を網羅する数にたいしてもできる.
元の数をつなげた数も0から9を網羅する数となるような, ある整数と二つ以上の整数の連結された積が0から9を網羅する数の最大値を求めよ.
(答えるべき数字が何なのか、文章が読み取りにくい)
0から9のパンデジタル数であるような、ある整数と二つ以上の整数の連結された積で、元の数をつなげた数も0から9のパンデジタル数であるものの最大値を求めよ。
1の六角形のタイルは, 12時から反時計回りに配置された2から7の6個の六角形のタイルの輪に囲まれている.
8から19, 20から37, 38から61, といった新しい輪も同様にして加えられるものとする. 下図に最初の3個の輪を示す.
タイルとそれに隣接するタイルについて, 差の値が素数となる個数をと定義する.
例えば, タイル8では時計回りに 12, 29, 11, 6, 1, 13 となるので, PD(8) = 3 である.
この数列について2000番目のタイルを求めよ.
正の整数について,を各桁の数字(10進数)の平方の和と定義する. 例えば,
, ,
について, が平方数となるようなの和の末尾9桁を求めよ.
方程式が実数について解が存在しないことは誰もが知っている. しかし, 虚数を導入することで方程式は2つの解を持つ. さらに, 方程式は二つの複素数の解を持つ. とは他方の共役複素数と呼ばれる. という形の数は複素数と呼ばれる. 一般に,とは他方の共役複素数である.
ガウス整数とはとがともに整数である複素数のことである. 普通の整数はまた, ガウス整数である. (のケース) のガウス整数と区別するために, 普通の整数を"有理整数"と呼ぶことにする. 有理整数をあるガウス整数で割った結果がガウス整数である場合, そのガウス整数は約数と呼ばれる. 例として,をで割ると,は以下のように簡略化できる. 分子と分母にの共役複素数を掛ける. 結果は,となる. よって, はの約数である. はなので 5 の約数でないことに注意. さらに, ガウス整数が有理整数の約数ならば, その共役複素数もまたの約数となることにも注意.
実際,は実部が正となる約数を,の6個持つ. 以下に最初の5個の正の有理整数の約数の表を示す.
正の実部を持つ約数について,を得る.
について,となる.
について,を求めよ.
とし,をを2のべき乗の和(ただし同じ数を2回より多く使ってはいけない)として書き表す方法の数と定義する。
例えば, 10には異なった5通りの方法があるので,である. 10 = 8+2 = 8+1+1 = 4+4+2 = 4+2+2+1+1 = 4+4+1+1
全ての分数について,となるようなが少なくとも一つ存在することが示せる.
例えば, となるような最小のは241であり, 241の二進表現は11110001である. この二進数を上の位から下の位に読んでいくと, 4つの1, 3つの0, 1つの1となる. 4,3,1を241の"短縮された二進表現"と呼ぶ.
となるような最小のの"短縮された二進表現"を求めよ.
スペースを含まないカンマで区切られた整数で答えよ.
輪郭が正方形で, 正方形の穴を持ち, 縦にも横にも対称性をもつようなものをlaminaと定義する.
8個のタイルが与えられると, 1x1の穴をもつ3x3のlaminaしか作れないが, 32個のタイルならば2つの異なったlaminaeが作れる.
で何個のタイルを使うかを表すとすると,は型,なら型であるといえる.
同様に, タイル17では 1, 17, 16, 1, 11, 10となるので, となる.
の最大値は3であることが示せる.
となるタイルを昇順に並べた数列では, 10番目のタイルは271となる.
を、型となるようなの数であるとする. 例えばとなる.
を求めよ.
n
実部が正のガウス整数の約数
約数の和
1
1
2
5
3
4
4
13
5
12
回文数 595 は連続する平方数の和で表すことができるという面白い性質を持つ:
1000 未満で連続する平方数の和で表せる回文数はちょうど 11 あり, その合計は 4164 である. 正の整数の平方のみをこの問題では扱うため, は含めないことに注意せよ.
回文数でありかつ連続する平方数の和で表せる, 未満のすべての数の合計を求めよ.
辺の長さが(9,12,15), (12,16,20), (5,12,13), (12,35,37)の4つの直角三角形は, 全て隣辺(catheti [単数形 cathetus], 最長ではない辺, 直角に隣接する2つの辺のこと)として12を持っている. 他に隣辺が12であるような辺の長さが整数の直角三角形は存在しないことが示せる.
ちょうど47547個の相異なった整数辺の直角三角形の隣辺となる最小の整数を求めよ.
いくつかの素数では, ある正の整数が存在して, が立方数になる.
例えば, のときには, である.
このような性質を持つ各素数について, の値は一意に定まる. また, 100未満の素数では4つしかこの性質を満たさない.
この性質を持つ100万未満の素数は何個あるだろうか?
26文字のアルファベットから3個の異なった文字を取ると, 長さ3の文字列を作ることができる. 例えば, 'abc', 'hat', 'zyx'となる. この3つの例について調べると, 'abc'は左隣の文字より辞書順で後になる文字が2個ある. 'hat'では, 左隣の文字より辞書順で後になる文字がちょうど1個となり, 'zyx'では0個となる. 左隣の文字より辞書順で後になる文字がちょうど1個となるような長さ3の文字列は全部で10400個存在する.
いま, 個の異なったアルファベットからなる文字列について考える. について,を左隣の文字より辞書順で後になる文字がちょうど1個となるような長さの文字列の個数であるとする.
の最大値を求めよ.
との正の約数の数が同じになるの整数は幾つあるか. 例として, 14 の正の約数は 1, 2, 7, 14 であり, 15 の正の約数は 1, 3, 5, 15 である.
あるnについて, 以下の三つの関数を定義する.
そしてそれらの組み合わせで以下を定義する.
の全てがという形の有理数であり, かつとなる整数が(少なくとも一つ)存在するとき,の組を"オーダーの黄金の三つ組"と呼ぶことにする.
として, オーダー35の黄金の三つ組について, 全ての相異なるの和をとする. ただし,およびは既約であるとする.
を求めよ.
45656を考えよう. 連続する2桁の数は全て差の絶対値が 1 である.
連続する2桁の数の差の絶対値が全て 1 である数をステップ数と呼ぶ.
パンデジタル数では0から9の各数が少なくとも 1 回出現する.
未満の数でパンデジタル数かつステップ数であるものの個数を答えよ.
輪郭が正方形で, 正方形の穴を持ち, 縦にも横にも対称性をもつようなものをlaminaeと定義する. 例えば, 32個のタイルを使うと以下の二つの異なったlaminaeが作れる.
100個以下のタイルを使うと, 41種類のlaminaeが作れる.
100万個以下のタイルを使うと何種類のlaminaeが作れるか?
合成数は多くの異なった方法で因数分解することができる. 例えば, 1 を含めないとすると, 24 は以下の 7 通りに因数分解される.
24 = 2x2x2x3 24 = 2x3x4 24 = 2x2x6 24 = 4x6 24 = 3x8 24 = 2x12 24 = 24
ある数について, 各桁の数字を足し合わせることを 10 未満になるまで繰り返したときに得られる数を, 数字根 (digital root) と呼ぶことにする. つまり, 467 の数字根は 8 となる.
それぞれの因数の数字根の和を数字根和 (Digital Root Sum , DRS) と呼ぶことにする. 以下の表に 24 の DRS を示す.
因数分解
Digital Root Sum
2x2x2x3
9
2x3x4
9
2x2x6
10
4x6
10
3x8
11
2x12
5
24
6
24 の数字根和の最大値は 11 となる. mdrs(n) を, n の数字根和の最大値と定義する. つまり, mdrs(24) = 11 となる. についてを求めよ.
3つの黒い物 B と1つの白い物 W を持っているとき, これらは7通りにグループ分け出来る.
60個の黒い物 B と40個の白い物 W は何通りにグループ分け出来るか?
原点を中心とした半径の円の内部に含まれる点, すなわち, の座標が整数となる集合を考える.
半径2の場合,は の9点を要素に持つ.を頂点とし, 原点を内部に含むような三角形は8個存在する. そのうち2つを下図に示す. 残りは回転で得られる.
半径3の場合は,を頂点とし, 原点を内部に含むような三角形は360個存在し,では10600個存在する.
を頂点とし, 原点を内部に含むような三角形はいく
つ存在するか?
Number Mind は, 有名なゲームMaster Mindの変種である.
色つきのペグの代わりに, 秘密の数字を推理する. 推理するごとに, 正しい桁がいくつあったかのみが伝えられる. つまり, 答えが1234で, 2036と推理した場合, 1つの桁が正しいと伝えられる. 数字は正しいが場所が違うということは伝えられない.
例えば, 以下の5桁の推理では,
90342 ;2 桁正しい 70794 ;0 桁正しい 39458 ;2 桁正しい 34109 ;1 桁正しい 51545 ;2 桁正しい 12531 ;1 桁正しい
答えの数字は39542の唯一つとなる.
以下の推理に基づいて,
5616185650518293 ;2 桁正しい 3847439647293047 ;1 桁正しい 5855462940810587 ;3 桁正しい 9742855507068353 ;3 桁正しい 4296849643607543 ;3 桁正しい 3174248439465858 ;1 桁正しい 4513559094146117 ;2 桁正しい 7890971548908067 ;3 桁正しい 8157356344118483 ;1 桁正しい 2615250744386899 ;2 桁正しい 8690095851526254 ;3 桁正しい 6375711915077050 ;1 桁正しい 6913859173121360 ;1 桁正しい 6442889055042768 ;2 桁正しい 2321386104303845 ;0 桁正しい 2326509471271448 ;2 桁正しい 5251583379644322 ;2 桁正しい 1748270476758276 ;3 桁正しい 4895722652190306 ;1 桁正しい 3041631117224635 ;3 桁正しい 1841236454324589 ;3 桁正しい 2659862637316867 ;2 桁正しい
16桁の唯一つの答えの数字を答えよ.
数の正整数による ハイパーべき乗 (hyperexponentiation) または テトレーション (tetration) をまたはと書き, 以下のように再帰的に定義する.
定義によればであり,となる. また, は大体となる.
の最後の8桁を求めよ.
以下の64個の三角形の配置を考えよう.
今, 隣り合う三角形が同じ色にならないように, 各三角形の内部を赤, 緑, 青で塗り分ける. このような色の塗り分け方を「有効」と呼ぶ. ただし三角形が隣り合っているの意味は, 辺を共有していることとする. (頂点を共有しているだけの場合には, 隣り合うとは呼ばない.)
上の三角形の配置については, 例えば以下の有効な塗り分け方がある.
塗り分けCから回転または反転によって得られた塗り分け方C'はCとC'が同じでない場合には, 異なるものとして数え上げる.
上の三角形の配置について, 異なる有効な塗り分け方は何通りか?
をかつ,を最大にする項の正の実数の組とする.
例えばであることが分かる (ただしは実数の整数部分を取り出す関数).
についてを求めよ.
合成数とは2つ以上の素因数を含む整数のことである. 例えばが合成数である.
30以下には丁度2つの素因数を含む合成数 (異なる素因数でなくてもよい) が, 10個存在する. 4, 6, 9, 10, 14, 15, 21, 22, 25, 26がそうである.
合成数について, 丁度2つの素因数を含む合成数 (異なる素因数でなくてもよい) はいくつあるか.
RSA暗号は以下のアルゴリズムに基づいている:
鍵生成
二つの異なる素数とを生成する.
とし,とする.
の範囲でとなる整数を決定する.
暗号化
平文を中の整数とする. 平文は以下の方法で中の整数に暗号化される.
とし,を暗号文とする.
復号
暗号文をとし以下の操作を行う.
となるを計算する.が元の平文となる.
さてあるとについてとなることがある. 以下,となるを公然の平文と呼ぶことにする.
公開鍵の一部を選ぶときには, 公然の平文が多くならないという点が重要である. 例えばとする. このときでありである. もしとすると,であるが, 全ての平文が公然の平文となってしまう. についてどのような選び方をしても, 必ずいくつかは公然の平文が存在する. 従って, 公然の平文の数を最小化するようにを選ぶのは重要である.
さて,とする. このとき, 公然の平文の個数が最小となる全てのの総和を求めよ (ただしかつ).
100万人のユーザをもつ電話システムの通信記録がある。
番目の記録の掛けた側と掛けられた側の電話番号は と で与えられる。は『ラグ付きフィボナッチ生成器』で定義される:
については、
では、である.
もし であれば、ユーザは間違って電話を掛けたとされ通信は切断される。そうでない場合には、通信は成功している。
X が Y に電話を掛けるかその逆のときに、ユーザ X とユーザ Y が友達であると呼ぶ。同様に、X が Y の友達であるかつ Y が Z の友達であるとき、X が Z の友達の友達であると呼ぶ。同様にして長い連鎖が得られる。
首相の電話番号は524287である。首相自身も含めた全ユーザのうち99%が首相の友達、または友達の友達、…になるには、間違い電話を除いて何回電話を掛ける必要があるか?
Rec Nr
Caller
Called
1
200007
100053
2
600183
500439
3
600863
701497
...
...
...
を正整数とし、を個に等分する、すなわちとする。である。をその分割数の積とする、すなわちとする。
例えば、11を5つに分割するととなる。このときである。
とする。
の場合には4つに分けた場合がで最大となる。すなわちであり、有限小数である。
しかし、の場合には最大値は3つに分けたときに得られ、となる。これは無限小数 (循環小数) である。
さて、が無限小数のとき、が有限小数のときとする。
についてとなる。
についてを求めよ。
ABCDを, ACとBDを対角線とする凸な四角形とする. 各頂点で対角線は2つの角をつくり, 合計で8つの角をつくる.
例えば, 頂点AではCADとCABが2つの角である.
全ての8つの角が度数法で整数となる角度を持つ四角形を, "整数角の四角形"と定義する. 例えば, 正方形は8つの角が45°となる. 他の例では, DAC = 20°, BAC = 60°, ABD = 50°, CBD = 30°, BCA = 40°, DCA = 30°, CDB = 80°, ADB = 50°となる四角形がある.
相似でない整数角の四角形はいくつ存在するか?
注: 計算時に, 角度が整数値から以内ならば, その角を整数角とみなしてもよい.