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数の集合について,での要素の和を表す. 集合を考えよう. の要素の部分集合は個あり, それぞれ和は以下になる.
これらの和はつしか現れない場合もそうでない場合もある. 集合について, で, の要素の集合全体について和を取ったときに回のみ現れる和の集合を表す. 上の例をとると, であり, となる.
今, 個の要素を持つ集合 を考える. の要素の部分集合は個ある.
要素の部分集合の和の中で回のみ現れる和の集合の総和を求めよ. すなわち, を求めよ.
二項係数は三角形の形に並べることができる. すなわちパスカルの三角形である. 以下を見よ.
上から行見るとパスカルの三角形は個の異なる数を含む. である.
任意の素数の二乗がを割り切らないとき, 正整数が平方因子を持たないと言う. 先ほどの個の数字を見ると, の以外は平方因子を持たない. 従って, 最初の行の平方因子を持たない異なる数の和はになる.
パスカルの三角形の最初の行に含まれる平方因子を持たない異なる数の和を答えよ.
二乗すると「」の形となるような唯一の正整数を求めよ. ただし「」は1桁の数である.
ハミング数とは, どの素因数も5以下であるような正整数のことである. 最初から順に並べると, となる. 以下のハミング数は個ある.
素因数が以下の正整数を,type の一般化ハミング数と呼ぶことにする. するとハミング数はtype の一般化ハミング数である.
以下のtype の一般化ハミング数の個数を答えよ.
入力の2進真理値表は 個の入力ビット(2進数, 0(偽)または1(真))から 1 個の出力ビットへの写像である. 例えば, 論理和(AND)と排他的論理和(XOR)の 2 入力真理値表は以下の通り:
x
y
x AND y
0
0
0
0
1
0
1
0
0
1
1
1
x
y
x XOR y
0
0
0
0
1
1
1
0
1
1
1
0
6ビットの入力 に対し, 以下の式を満たす6入力の2進真理値表 はいくつあるか.
式 で表される数 について考える. 最初の数個を挙げると, となる. この中では と だけが素数でないことがわかる. では 個の が素数である.
で素数である はいくつあるか.
いくつかの正整数 は, 整数の分割式 が成り立つ. は全て正の整数, は実数とする.
最初の つの分割は と である.
も整数である分割を完全と呼ぶ. を満たす に対して を で分割が完全である割合と定義する. つまり である.
次の表はいくつかの に対する の例である.
を満たす最小の を求めよ.
の直角三角形について考える. この三角形の面積はであり, 完全数とで割り切れる. さらに, この三角形は原始 (primitive) 直角三角形である: つまり, を満たす. さらに, は平方数である.
以下の条件を満たす直角三角形を"完全" (perfect) と呼ぶ:
原始直角三角形である
斜辺が平方数である
以下の条件を満たす直角三角形を"超完全" (super-perfect) と呼ぶ:
完全な直角三角形である
面積が完全数であるとの倍数である
を満たす完全な直角三角形のうち, 超完全でないものはいくつあるか.
A と B をビット列(0と1の連続列)とする. Bの左端から"Aの長さ"ビットがAと一致する時, AをBの"接頭部"(prefix)と呼ぶ. 例えば 00110 は 001101001 の接頭部だが, 00111 や 100110 の接頭部ではない.
サイズの"接頭符号"(prefix-free code)とは, 次の条件を満たす 個の異なるビット列の集合である: どのビット列も他のビット列の接頭部ではない. 下の例はサイズの接頭符号である.
ここでビット0を送るのに1ペニー, ビット1を送るのに4ペンスかかると仮定する. 上で挙げた接頭符号にかかる総計は35ペンスとなる. この例は非対称なコスト分布となるが, なんと(同じサイズの中で)もっとも安い符号の1つである. 短く書くと, となる.
を求めよ.
[訳注 ペンス: ペニーの複数形]
正三角形の内側に鏡が張られている. 各頂点にはレーザーが通れるような微小の穴がある.
から入ったレーザーが, 内側の辺で回反射し頂点Cから出て行くような経路はつ存在する. つを下に示す. もうつはこの逆である.
回反射し出て行くような経路は通り存在する.
から入ったレーザーが, 内側の辺で回反射し, 元の頂点から出て行くような経路はいくつ存在するか.
三辺 が全て整数の三角形で, 三辺が次の式を満たしているものを"わずかに鈍角(barely obtuse)"と呼ぶ.
周辺の長さが 以下のわずかに鈍角な三角形はいくつあるか.
三辺 が全て整数の三角形で, 三辺が次の式を満たしているものを"わずかに鋭角(barely acute)"と呼ぶ.
周辺の長さが 以下のわずかに鋭角な三角形はいくつあるか.
を2文字の文字列とする. では, は から以下の変換ルールに従い作られる.
つまり, となる.
これらの文字列はコンピューターグラフィックスプログラムへの命令と解釈できる: "F"を"1ユニット前へ描け", "L"を"90度左を向け", "R"を"90度右を向け", "a"と"b"は無視する. カーソルの初期位置は(0,0), 向きは(0,1)方向, つまり上とする.
は 次の"Heighwayのドラゴン"(Heighway Dragon)として知られる奇妙な図となる. 例えば, 下図は である. 各"F"を1ステップとして数えると, 500ステップ目で図中で強調してある(18,16)に到達する.
において ステップ後の座標を求めよ. 回答は という形式でスペースを入れずに入力せよ.
正の整数 に対して、を約数の2乗の和とする。例えば
である。
で, が平方数である全てのの和を求めよ。
ピーターは4面のサイコロを9つ持っている。サイコロの各面には1,2,3,4と書いてある。コリンは6面のサイコロを6つ持っている。サイコロの各面には1,2,3,4,5,6と書いてある。
ピーターとコリンはサイコロを投じ、出た目の合計を比べる。合計が多い方が勝ちである。もし出た目の合計が等しければ勝負は引き分けになる。
ピーターがコリンに勝つ確率はいくつだろうか?10進7桁に四捨五入で丸め、0.abcdefgという形で答えよ。
を満たす整数の座標 の集合 について考える. を点 とし, を点 とする. を次の条件を満たす 中の点 の数とする: 三角形 が鈍角を持つ, つまり 最大角 が を満たす. 例えば である.
を求めよ.
ロボットは の円弧(72°)を描き続けながら動く. 各ステップでは, 次の円弧を時計回りにするか反時計回りにするか好きに選べるが, その場では曲がらない.
北向きから始めて回の円弧を経て, 閉路を描く道筋は通りあり, 下図はその一例である.
ロボットが北向きから始めて, 回の円弧を経て, 最後は元の位置に戻る道筋は何通りあるか. (円弧は何度交差してもよい)
座標軸に平行な直方体 (axis-aligned cuboid) は で与えられ, , を満たす点で構成される. 直方体の体積は で求められる. 複数の直方体を結合したものの体積を考えた場合, 直方体に重なりがあれば, 結合直方体の体積は それぞれの直方体の体積の和より小さくなる.
を以下のパラメータで与えられる座標軸に平行な直方体とする.
はラグ付きフィボナッチ法により生成される.
したがって, は , は となる
の結合直方体の体積は である.
の結合直方体の体積を求めよ.
内半径が のパイプを考える. このパイプの中に半径が の 個の球を収めたい. 最短のパイプの長さを求めよ.
μm ( m) 単位で一番近い整数に丸めて答えよ.
"The Chase" とは2つのサイコロと偶数人のプレイヤーによって行われるゲームである.
各プレイヤーはテーブルの周りに座っている.対面にいる2人のプレイヤーがそれぞれ1つのサイコロを持っているところからゲームを開始する. 各ターンにサイコロを持っている2人のプレイヤーがそれぞれサイコロを振る. もしプレイヤーが1を出した場合は, そのプレイヤーは自分のサイコロを左隣の人に渡す. 6を出した場合には, 右隣の人に渡す. それ以外の数字が出た場合には, サイコロは移動しない. サイコロを振りサイコロの移動を終えたときに1人のプレイヤーが2つのサイコロを持っていた場合, そのプレイヤーは負けとなりゲームは終了する.
100人のプレイヤーでゲームを行ったとき, ゲームが終了するターンの期待値はいくつか?
11桁目を四捨五入し, 上位10進10桁を答えよ.
は特殊な数字である, というのは以下の特徴があるからである.
同様に, である.
1747年, オイラーはどのような数が平方数の和で表せるか証明した. 我々は以下のような4通りの式で表せる数 に着目する.
は正整数とする.
以下ではこれを満たす整数は 個ある. 以下ではいくつあるか.
を正 角形とし, 各頂点の座標が以下の式で表せるとする.
各 は辺上と内部の全ての点からなる, 塗りつぶされた図形とする.
2つの図形 のミンコフスキー和(Minkowski sum) は, 上の全ての点と 上の全ての点を足した結果である. 点の足し算は で求める.
例として, と の和は下図のピンク色の六角形で表せる.
はいくつ辺を持つか.
ブラマンジェ曲線(高木曲線, blancmange curve)は を満たす の集合である.
は から最も近い整数への距離を表す.
ブラマンジェ曲線より下の面積は であり, 下図のピンク色の部分である.
を を中心とする半径 の円とする. 上図の黒線が である.
内に含まれかつブラマンジェ曲線下部の面積を求めよ. 10進数8桁に四捨五入し, 0.abcdefgh という形で解答を入力せよ.
任意の2つの数字列 に対し, を という数列で定義する. 各項は前の2つの項をつなげたものである.
さらに を の中で最初に少なくても 桁ある項の, 番目の数字と定義する.
例:
とする. ここで を求めたい.
の最初の数項は以下の通り:
は 5項目の 35番目の数字となり, である.
を円周率 の小数点に続く 桁とする.
をさらに続く 桁とする.
を求めよ.
の格子状に並んだ正方形の中に匹のノミがいる. 初期状態では, 1つの正方形に1匹のノミが入っている. 一回ベルが鳴るたびに, 各ノミはランダムに隣の正方形にジャンプする (殆どの場所では4方向を選べる. ただし, 端や角にいるノミは除く.)
50回ベルが鳴ったときに, 空っぽの正方形の数の期待値はいくつだろうか? 10進小数点以下6桁に四捨五入して答えよ.
次の条件を満たす(10進数で) 桁の正の整数を"バランスした"(balanced)と呼ぶ: 最上位 桁の和と最下位 桁の和が等しい. は"xのシーリング"(天井, ceiling of x)と呼び, 以上の最小の整数を表す. 例えば である.
例を挙げると, 全ての回文数はバランスしており, もバランスしている.
を 未満の全てのバランスした数の合計とする. 例えば, である.
を求めよ.
数列 は, および によって定義される.
はこの数列の任意の項を割り切らないことが証明できる. はこの性質を持つ最初の奇数である.
この数列の任意の項を割り切らない 番目の奇数を求めよ.
整数に対して、以下の最大の素数をの下位素数平方根 (lower prime square root)とし、と表す。同様に、以上の最小の素数をの上位素数平方根 (upper prime square root)とし、で表す。
例えばである。 とのいずれかがを割り切るが、両方ではないとき、整数を半分割可能 (semidivisible)と呼ぼう。
15を超えない半分割可能な数は8, 10, 12で、それらの合計は30である。 15はとの両方の倍数なので、半分割可能でない。 さらに例を挙げると、1000 までの半分割可能な整数92個の合計は34825である。
999966663333 を超えない半分割可能な数全ての合計を求めよ。
をオイラーのトーティエント関数とする, つまり自然数 に対して を を満たす の数とする.
繰り返し を適用することで, 正の整数は段々値が減っていき, 最後は となる鎖を作る.例えば から始めると, という数列ができる.長さ の数列を全て以下に列挙する.
このうち素数から始まるのはつだけであり, 合計は である.
未満で長さ の数列を作る素数全ての合計を求めよ.
と のレンガ(水平垂直方向)を使って壁を建てる. ただし追加条件として, 水平方向に隣接したレンガ間の隙間が上下の層にまたがってはならない. つまり, "伝播亀裂(running crack)"がないようにする.
例として, 下図の の壁は条件を満たしていない. 赤線が伝播亀裂だからである.
の亀裂のない壁は通りの建て方がある. これを と表す.
を計算せよ.
次の式を満たす整数 が存在するとき, 正整数 をアレクサンダー整数 (Alexandrian integer) と呼ぶ.
例えば, はアレクサンダー整数である . は 番目のアレクサンダー整数であり, 番目まで並べると となる.
番目のアレクサンダー整数を求めよ.
"Blum Blum Shub" 擬似乱数生成器を用いて数列を作る:
これらの数を連結して無限長の数字列を作る。 すなわちとなる。
正の整数に対し、もし数字の合計がとなるの部分文字列が存在しないなら、を 0 と定義する。もし数字の合計がとなるの部分文字列が少なくとも一つ存在するなら、をそのような部分文字列の中で最も前に出てくる部分文字列の先頭の位置として、と定義する。
例えば:
部分文字列 1, 14, 1402, ... はそれぞれ数字の合計が 1, 5, 7, ... であり、 1文字めから始まるので、となる。
部分文字列 4, 402, 4025, ... はそれぞれ数字の合計が 4, 6, 11, ... であり、 2文字めから始まるのでとなる。
部分文字列 02, 0252, ... はそれぞれ数字の合計が 2, 9, ... であり、 3文字めから始まるのでとなる。
部分文字列 025 は 3 文字めから始まり数字の合計は 7 だが、より前にある(1 文字めから始まる)部分文字列が数字の合計が 7 であるため、であって 3 ではないことに注意せよ。
ではであることがわかる。
においてを求めよ。
それぞれ 1 から 100 まで番号の書かれた円盤が一列に無作為に並んでいる。
ちょうど 22 個の素数の番号のディスクが、番号順の位置と異なる場所にある確率を求めよ。 (素数でない番号のディスクはどれも番号順の位置にあってもなくてもよい。)
解答は小数点以下12桁に四捨五入し, 0.abcdefghijkl の形で入力せよ。
を通る円上にある、整数の座標を持つ点の数をとする。
である。
を満たす正の整数全ての合計を求めよ。
2人のプレイヤーが偏りのないコインを使用して"The Race"というゲームを交代で行う。
プレイヤー1のターンでは、コインを1回投げる。表が出たら1ポイントを獲得する。裏がでたらポイントは得られない。
プレイヤー2のターンでは、まずプレイヤー2は正整数を選び、そしてコインを回投げる。 もし全て表だったらポイントを得る。それ以外の場合はポイントは得られない。
プレイヤー1が先手である。勝者は先に100以上のポイントを得たプレイヤーである。
各ターンでプレイヤー2は自分が最も勝つ確率の高いコインを投げる回数を選択する。
プレイヤー2の勝つ確率を求めよ。
10進数8桁に四捨五入し、0.abcdefgh という形で解答を入力せよ。
仕入れ業者'A'と'B'が豪華ギフトセット販売用に次の商品と品数を準備する。
仕入れ業者は商品を完全な状態で輸送するよう懸命に努力するが、いくつかは損傷してしまう。つまり、商品が駄目になってしまう。
業者は実績を次の2種類の統計で比較する。
各業者ごとの 5 つの「商品ごとの損傷率」は、損傷した商品の数を仕入れた商品の数で割ったものであり、これを 5 つの商品それぞれで求める。
各業者ごとの「全体損傷率」は全ての損傷した商品の数を仕入れた商品全ての数で割って求める。
驚いたことに、5つの各商品ごとの損傷率はAよりもBが悪く(高く)、その係数(損傷率を比較した比率)は同じ値であった。さらに、矛盾して見えるが、全体損傷率はBよりもAが悪く、その係数はやはりであることが業者の調べでわかった。
この驚くべき結果が起こるような35通りのが存在する。最小のはである。
最大のを求めよ。 各項が最小になるように約分した分数での形にして入力せよ。
商品
'A'
'B'
ベルーガ・キャビア
5248
640
クリスマスケーキ
1312
1888
ギャモンジョイント(高級ハム)
2624
3776
ヴィンテージ・ポートワイン
5760
3776
シャンパーニュ・トリュフ
3936
5664
等差と等比を用いた次の数列を考える: とする。
を満たすを求めよ。
小数点以下12 桁に四捨五入して解答を入力せよ。
二項係数は およびを満たす。 つまりを素因数分解した項の和はである。
を素因数分解した項の和を求めよ。
6面のサイコロ(各面は 1 から 6)を 5 個振って、上位 3 個の合計が 15 となる場合は 1111 通りある。いくつか例を挙げる:
12面のサイコロ(各面は 1 から 12)を 20 個振って、上位 10 個の合計が 70 となる場合は何通りあるか。
を、以下のルールに従い4 × n のゲーム盤上を進む順路の数と定義する:
左上の角から始める
1マス分の上下左右の移動を繰り返す
各マスを全てちょうど1回ずつ通る
左下の角で終わる
下の図は 4 × 10 の盤上の順路の一例である:
は 2329 である。をで割った余りを求めよ。
分子が分母より小さい正の分数を真分数という。 任意の分母に対し、真分数は個ある。例えばでは 1/12, 2/12, 3/12, 4/12, 5/12, 6/12, 7/12, 8/12, 9/12, 10/12, 11/12 である。
約分できない分数を弾性分数 (resilient fraction)と呼ぶことにしよう。 さらに分母に対し弾性(resilience)を真分数のうち弾性分数の比率と定義し、で表す。例えばである。 ちなみには弾性がを満たす最小の分母である。
を満たす最小の分母を求めよ。
正整数に対し、をの約数全ての和とする。 例えばとなる。
おそらく知っているだろうが、完全数とはとなる数である。
正整数の完全商 (perfection quotient)を、と定義する。
に対し、が(は整数)となる正の整数全ての和を求めよ。
集合に対し、を要素の合計が奇数となるような要素からなる部分集合の個数と定義する。例えばである。なぜなら集合には合計が奇数となる要素 3 個からなる部分集合は 4 つあるからである。すなわちである。
が全て奇数であるとき、を三つ子奇数 (odd-triplet)と呼ぶことにする。
ではちょうど 5 個の三つ子奇数が存在する。それらは: [1,1,f(1,1) = 1], [5,1,f(5,1) = 3], [5,5,f(5,5) = 1], [9,1,f(9,1) = 5], [9,9,f(9,9) = 1]
に対し三つ子奇数はいくつあるか。
おそらく15パズルはご存知だろう。ここでは、数字の書かれたタイルの代わりに、7枚の赤いタイルと8枚の青いタイルを使用する。
移動は、タイルの動いた方向 (Left, Right, Up, Down) の大文字のイニシャルで表す。すなわち、 最初の状態 (S) から文字列 LULUR を経て状態 (E) に至る。
各経路は、以下に示す擬似コードによってチェックサムが計算される:
checksum = 0 checksum = (checksum × 243 + ) mod 100 000 007 checksum = (checksum × 243 + ) mod 100 000 007 … checksum = (checksum × 243 + ) mod 100 000 007
は移動の文字列の番目の文字のアスキーコードの値である。アスキーコードは以下の通り:
文字
アスキーコード
L
76
R
82
U
85
D
68
上で例に挙げた文字列 LULUR の場合、チェックサムは 19761398 になるだろう。
では、状態 (S) から始めて、状態 (T) に到達する最短の経路を全て求めよ。
最小の長さを持つ経路のチェックサム全ての合計を求めよ。
の領域について考える。
をこの曲線の下に入る最大の正方形とする。 を残りの空間に入る最大の正方形とし、これを繰り返す。 のインデックスを (left, below) とする。left はの左にある正方形の数を、below は の下にある正方形の数を表す。
これらの正方形に番号を記したものを上の図に示す。 は左に 1 個、下に 0 個の正方形があるので、のインデックスは (1,0) である。 のインデックスは (1,1) であることがわかる。のインデックスも同じである。 50 は (1,1) をインデックスに持つの中で最大のである。
(3,3) をインデックスに持つの中で最大のを求めよ。
楕円の定義は以下の通り: 中心 M と半径 r を持つ円 c と、d(G,M)<r を満たす点 G が与えられたとき、 c と G から等距離にある点の軌跡が楕円となる。
楕円上の点の作成手順を下に示す。 (ToDo: アニメーションGIFが見えない) (訳注:円上の点UとGの垂直二等分線と、MからUの半径との交点が楕円上の点である。)
点 M(-2000,1500), G(8000,1500) とする。 円 c は中心が M, 半径 15000 とする。 G と c から等距離にある点の軌跡を楕円 e とする。 e の外の点 P から楕円に対し 2 本の接線を描く。 が楕円に接する点を R, S とする。
角 RPS が 45 度より大きくなるような格子点 P はいくつあるか。
となる数は 6227180929 が 1 番目である。
この性質を持つ 150,000 番目の数を求めよ。
約分できない分数を弾性分数 (resilient fraction)と呼ぶことにする。 さらに分母に対し弾性 (resilience)を、真分数のうち弾性分数の比率と定義し、で表す。例えばである。
数の弾性はとなる。はオイラーのトーティエント関数である。
さらに、数に対し共役弾性 (coresilience)をと定義する。
素数の共役弾性はである。
が単位分数であるようなを満たす合成数全ての合計を求めよ。
訳注:243が関連問題
S = {2, 3, 5, ..., 4999} を 5000 より小さい素数の集合とする。
要素の合計が素数となるような, S の部分集合の個数を求めよ。 最下位の 16 桁を答えとして入力せよ。
集合の空でない部分集合で、要素の合計が250で割り切れるようなものの個数を求めよ。最下位の 16 桁を答えとして入力せよ。
3 個の正整数の組が次の式を満たすときこれをカルダノトリプレット (Cardano Triplet) と呼ぶ:
例えば (2,1,5) はカルダノトリプレットである。
を満たすカルダノトリプレットは 149 ある。
を満たすカルダノトリプレットはいくつあるか。
小さい子供が"数字イモムシ"を持っている。これは 40 のジグソーピースからなり、それぞれのピースは 1 つ数字が書いてあり、一列につなげると 1 から 40 まで順番に並ぶ。
毎晩、子供の父親は遊戯室にばらまかれたイモムシのピースを拾い集めなければならない。父親は無作為にピースを拾っていき、正しい順序に並べていく。 このようにイモムシを組み立てていくと、徐々にくっついていっていくつかの断片が出来上がっていく。 断片の数は0(何もない状態)から始まり、だいたい 11 か 12 まで増えた後、やがてまた減っていき 1 (全部くっついた状態)で終わる。
例えば:
置かれたピース
現時点の断片
12
1
4
2
29
3
6
4
34
5
5
4
35
4
...
...
無作為にイモムシを片づける過程で起こった最大の断片の数をMとする。 10ピースのイモムシの場合では、各 M が起こる場合の数は次のようになる。
M
場合の数
1
512
2
250912
3
1815264
4
1418112
5
144000
つまり M の最頻値は 3 で平均値は 385643/113400 = 3.400732 である。(小数点以下6桁に四捨五入)
40 ピースのイモムシの場合は M の最頻値は 11 である。では M の平均値は?
小数点以下6桁に四捨五入し回答せよ。
与えられた平面上の点の集合に対し、以下を満たす凸多角形を凸ホール (convex hole)と定義する: 頂点は与えられた点のいくつかから成り、与えられた点を内部に含まない(頂点以外に、多角形の辺上に与えられた点があっても構わない)
例として、下の図は 20 個の点とそれに対するいくつかの凸ホールを示している。赤い多角形で示した凸ホールは 1049694.5 の単位正方形と面積が等しく、この点の集合に対し最大の凸ホールである。
この例では、次の擬似乱数によって生成された 最初の 20 個の点を使用した。
すなわちである。
この擬似乱数生成器による最初の 500 個の点を使用する凸ホールの中で、最大の面積を求めよ。 小数点以下に1桁をつけて回答を入力せよ。
をの各桁の階乗の和とする。例えばである。
をの各桁の和とする。つまりである。
をを満たす最小の正整数とする。は 5 だが、も 5 であり、であることがわかる。
をの各桁の和とする。つまりである。
さらに、は 267 であり、においては 156 であることがわかる。
においてを求めよ。
正整数の丸め平方根 (rounded-square-root)を、の平方根を一番近い整数に丸めたものと定義する。
次の方法(本質的には整数論に適用したヘロンの方法)での丸め平方根が求まる:
を数の桁数とする。 もしが奇数なら、とする。 もしが偶数なら、とする。
となるまでを繰り返す。
例として、の丸め平方根を求めてみよう。 は4桁であるので、である。
なのでここで止める。 つまり、たった 2 回の繰り返しで、4321の丸め平方根は 66 であることがわかる。(実際の平方根は 65.7343137... である。)
この方法を使うと繰り返しの回数は意外に少ない。例えば、5 桁の整数(10,000 ≤ n ≤ 99,999) では平均 3.2102888889 である。(平均は小数点以下 10 桁に四捨五入した。)
上記の方法を用いて、14桁の数の丸め平方根を求めるのに必要な繰り返しの回数の平均を求めよ。 回答は小数点以下10桁に四捨五入せよ。
注意:記号とはそれぞれ床関数と天井関数を表す。
以下の規則に従った数式の答えとなるような正整数を到達可能と定義する:
1 から 9 の数字を、この順番でちょうど 1 度ずつ使う
連続した数字はつなげることができる(例えば、数字 2, 3, 4 を使って数字 234 が得られる)
4 つの2項演算(足し算, 引き算, 掛け算, 割り算)のみが許される
各演算は何度も使えるし、一度も使われなくてもよい
単項のマイナスは使用できない
演算の順番を決めるために(入れ子でもよい)括弧を何度も使用してよい
例えば、(1/23) * ((4*5)-6) * (78-9) = 42 なので、42 は到達可能である。
全ての到達可能な正整数の合計を求めよ。
(正答者注:123456789も式として認められる)
畳とは, 部屋の床を重なりなく敷き詰めるのに使われる長方形の敷物である。
手に入る畳の寸法を 1 × 2 のみと仮定すると、敷き詰める部屋の形や大きさには明らかにいくらかの制約がある。
本問では、整数の寸法 a, b, 偶数の大きさ s = a・b をもつ長方形の部屋のみを考える. 「大きさ」という言葉は部屋の表面積を表すのに用い、また一般性を失わないよう a ≦ b という条件を加える。
畳を並べるに当たって1つのルールがある:4 枚の異なる畳の角が合う箇所があってはならない。例えば、4x4 の部屋に対し下記の二つの並べ方を考える:
左の並べ方は条件を満たすが, 右は満たさない:中央の赤 "X" は、4枚の畳の角が合う箇所を示している。
このルールにより、いくらかの偶数の大きさの部屋は畳を敷くことができない:これらを畳禁止の部屋と呼ぶ。さらに、大きさが s となる畳禁止の部屋の数を T(s) と定義する。
最も小さな畳禁止の部屋は、大きさが s = 70 で寸法が 7x10 である。大きさが s = 70 の他の部屋はすべて畳を敷くことができる;1x70, 2x35, 5x14 である。ゆえに T(70) = 1 である。
同様に、大きさが s = 1320 の畳禁止の部屋はちょうど 5 つあるため、T(1320) = 5 であることが確かめられる:20x66, 22x60, 24x55, 30x44, 33x40 である。実際、s = 1320 は T(s) = 5 となる最も小さな部屋の大きさ s である。
T(s) = 200 となる最も小さな部屋の大きさ s を求めよ。
3 つの石の山と 2 人のプレイヤーでゲームを行う。 それぞれのターンで、プレイヤーは 1 個以上の石を山から取る。しかし、2 つ以上の山から取る場合は、選んだそれぞれの山から同じ数の石を取らないといけない。
つまり、プレイヤーは N>0 を選んで取る:
N 個の石を 1 つの山から取る、または
N 個の石を 2 つの山からそれぞれ取る(合計 2N 個)、または
N 個の石を 3 つの山からそれぞれ取る(合計 3N 個)
最後の石を取ったプレイヤーが勝者である。
勝利状態とは最初のプレイヤーが勝つ状態のことである。 例えば、(0,0,13), (0,11,11), (5,5,5) は、最初のプレイヤーが全ての石を一度に取れるから勝利状態である。
敗北状態とは最初のプレイヤーがどんなことをしても 2 人目のプレイヤーが勝つ状態のことである。 例えば、(0,1,2) と (1,3,3) は敗北状態である。ルール上のどんな手を取っても 2 人目のプレイヤーの勝利状態となる。
を満たす全ての敗北状態について考える。 この場合であることがわかる。
を満たす全ての敗北状態であるを表すについて を求めよ。
数列を以下のように定義する。
に対して
に対して
に対してを求めよ。
次の式は山岳地帯の連続した地形図を示し、各ポイントの標高を表す:
蚊が領域から外れることなく A(200,200) から B(1400,1400) まで飛ぼうとする。
邪魔する山岳のために, 最初に蚊は標高 f のポイント A' までまっすぐ上へ飛ぶ。次に、同じ高さ f を保ったまま、障害をよけて飛び B の真上にあたるポイント B' まで飛ぶ。
最初に、決められた領域を出ないように A から B へ上記のように移動できる最小の を決める。 次に、標高を保ったまま飛ぶ、A' と B' の最短の経路を求める。
小数点以下 3 桁に四捨五入した経路の長さを答えとして入力せよ。
注:簡単のため、上に示した標高の関数を多くのプログラム言語に適した形で下に記す:
辺の長さが整数である三角形 ABC について考える。辺は a ≤ b ≤ c とする(AB = c, BC = a, AC = b)。三角形の角の二等分線は辺と E, F, G で交わる(下の図を参照)。
線分 EF, EG, FG は三角形 ABC を 4 つの三角形 AEG, BFE, CGF, EFG に分ける。これら 4 つの三角形において、比率 (ABCの面積)/(小三角形の面積)が有理数になることが証明されている。しかし、いくつかまたは全ての比率が整数になるような場合が存在する。
ABCの面積/AEGの面積 の比率が整数となるような、周辺の長さ ≤ 100,000,000 を満たす三角形 ABC はいくつあるか。
次の条件を満たすとき、正整数を平方ピボット (square-pivot)と呼ぶことにしよう: までの連続する個の平方の和とから連続する個の平方の和が等しいような、との整数の組がある、つまり
小さい平方ピボットの例をいくつか挙げる:
4:
21:
24:
110:
以下の全ての異なる平方ピボットの合計を求めよ。
6 という数を考える。6 の約数は 1, 2, 3, 6 である。 1 以上 6 以下の数はいずれも 6 の異なる約数の和として表すことができる: 1=1, 2=2, 3=1+2, 4=1+3, 5=2+3, 6=6 数 n について、1 以上 n 以下の数のいずれもが n の異なる約数の和として表せるとき、 n をプラクティカル数 (practical number) と呼ぶ。
差が 6 となる連続した素数の対をセクシー対("six" はラテン語で "sex" だから)と呼ぶ。 最初のセクシー対は (23, 29) である。
三個対が見つかることがある。三個対とは 3 個の連続したセクシー対のことである。 つまり、各対の二番目の要素が次の対の一番目の要素となる。
次のような数 n をエンジニアパラダイス (engineers' paradise) と呼ぶ:
(n-9, n-3), (n-3, n+3), (n+3, n+9) が三個対をなし、かつ
n-8, n-4, n, n+4, n+8 がすべてプラクティカル数となる
最初の四個のエンジニアパラダイスの和を求めよ。
N桁の2進数を環状に並べ、時計回りにN桁連続する全ての部分列が異なるようにできる。
例えば N=3 では、回転を無視すると2 つの環状の配置が可能である。
ひとつめの配置では、時計回りの3桁の部分列は 000, 001, 010, 101, 011, 111, 110, 100 である。
それぞれの環状の配置は、全部が 0 であるような部分列を最上位にして時計回りに数字をつなげることでひとつの数に変換できる。 すると、N=3 の 2つの配置は 23 と 29 になる:
を異なる変換した数の合計とすると、となる。
を求めよ。
あなたに変わった投資の機会が与えられる。
ある一定の割合 f を自由に選び、自分の資産のうち f を公正なコイントスに賭ける。初めの資産は £1 で、トスは1000回行う。
賭け金は表の時は倍戻り、裏の時は失う。
例えば、f=1/4 のとき、最初のトスでは £0.25 賭け、表が出たら £0.5 を勝ち取り、£1.5 の手持ちとなる。次に £0.375 を賭け、2 回目のトスで裏が出たら、£1.125 となる。
1,000 回後に、少なくとも £1,000,000,000 を持っている確率が最大になる f を選ぶと、£1,000,000,000 獲得できる確率はいくらか?
全ての計算は正確(丸めなし)に行うとする。ただし答は小数点以下 12 桁に四捨五入し、 0.abcdefghijkl の形式で入力せよ。
多項式の根(root)または零点(zero)とは、等式の解のことである。 をの各桁が係数となるような多項式と定義する。 例えばである。
以下のことがわかる:
はの最後の桁
はの各桁の合計
はそのもの
を、多項式が少なくとも1つの整数の根を持つような、を超えない正の整数の個数とする。
は 14696 であることが確かめられる。
はいくつか?
以下の条件をすべてみたす三角形を考える。
すべての頂点は格子点上にある。
外心は原点である。
垂心は点H(5, 0)である。
周の長さが50以下であり上記の条件を満たす三角形は全部で9個ある。周の長さが小さい順に列挙すると以下のようになる:
これらの三角形の周の長さの合計を四捨五入して小数点以下4桁で表すと291.0089となる。
上記の条件を満たす三角形であって周の長さが以下であるようなものをすべて求め、これらの三角形の周の長さの合計を四捨五入して小数点以下4桁で表した値を答えよ。
12 の約数は: 1,2,3,4,6,12 である。 12 の平方根を超えない最大の 12 の約数は 3 である。 整数 n に対し、その平方根を超えないような n の最大の約数を、n の擬似平方根 (PSR) と呼ぶことにしよう。 であることがわかる。
を 190 未満の素数の積とする。 を求めよ。
A(-4, 3), B(5, 0), C(4, -3)
A(4, 3), B(5, 0), C(-4, -3)
A(-3, 4), B(5, 0), C(3, -4)
A(3, 4), B(5, 0), C(-3, -4)
A(0, 5), B(5, 0), C(0, -5)
A(1, 8), B(8, -1), C(-4, -7)
A(8, 1), B(1, -8), C(-4, 7)
A(2, 9), B(9, -2), C(-6, -7)
A(9, 2), B(2, -9), C(-6, 7)
少なくとも 4 つの異なる 100 未満の素数で割り切れる 1000 未満の正の整数は 23 あることがわかる。
少なくとも 4 つの異なる 100 未満の素数で割り切れる未満の正の整数はいくつあるか。
次の等式について考える:(は整数)
等式について考える。ここでとし、は整数である。
たとえば N=65 では 2 つ解がある: a=1, b=8 と a=4, b=7 である。
を(は整数) の全ての解のの値の和とする。
つまり S(65)=1+4=5 である。
平方因子を持たず、150 未満の 4k+1 で表せる素数でのみ割りきれるような全ての N に関してを求めよ。
正の整数に対し、をでを満たすような整数の和と定義する。
のとき、は 8 つの値を取りうる、すなわち 9, 16, 22, 29, 53, 74, 79, 81 である。 つまり、である。
S(13082761331670030) を求めよ。
寸法が N×N (整数)の正方形の紙 1 枚を、角を原点に、2辺を x 軸と y 軸に沿って置く。そして、次のルールに従ってそれを切っていく:
格子点でかつ正方形の異なる辺上にある 2 点の間を一直線に切る
どの切った線も交わらない、ただしいくつかの切った線は同じ端点を共有する
もう切ることができなくなるまで続ける
反転や回転したものを全て区別して数えた時、C(N) を N×N の正方形を何通り切れるかを表すとする。例えば、C(1) = 2, C(2) = 30 である(下を参照)
を求めよ。
いくつかの整数に対し、次の線形の組み合わせについて考える。 、ただしは整数のみとする。
与えられた整数列に対して、は全ての値を網羅しないかもしれないことに注意せよ。 例えば、のとき、が 1, 2, 3, 4, 6, 8, 9, 11, 13, 16, 18 または 23 となるような は存在しない。 実際、23 はに対しての値とならない最大の数である。 これをとする。 同様に、であることを示せる。
が素数でであるとしたとき、を求めよ。
正の整数に対し、をでを満たすような整数の和と定義する。
のとき、は 8 つの値を取りうる、すなわち 9, 16, 22, 29, 53, 74, 79, 81 である。 つまり、である。
を満たす正整数の合計を求めよ。
10 と互いに素な整数 p > 1 に対し、次のような性質がある正の整除乗数 (divisibility multiplier) m < p が存在する:任意の正の整数 n に対しp で割り切れるかどうかを次の関数が保存する:
f(n) = (n の最後の桁以外) + (n の最後の桁) * m
つまり、もし m が p の整除乗数であるなら、f(n) が p で割り切れる必要十分条件は n が p で割り切れることである。
(n が p より十分大きければ、f(n) は n より小さくなり、f を繰り返し適用することで p の整除乗数のテストに使用できる)(*multiplicative divisibility test 訳正しい?)
例えば、113 の整除乗数は 34 である。
f(76275) = 7627 + 5 * 34 = 7797 : 76275 と 7797 は共に 113 で割り切れる。 f(12345) = 1234 + 5 * 34 = 1404 : 12345 と 1404 は共に 113 で割り切れない。
1000 未満で 10 と互いに素な素数の整除乗数の合計は 39517 である。 未満で10 と互いに素な素数の整除乗数の合計は?
整数の修正コラッツ列は値から始めて次のようにして得られる:
が3で割り切れるならば、 これを大きな下降ステップ "D" と表す。
を3で割った余りが1ならば、 これを大きな上昇ステップ "U" と表す。
を3で割った余りが2ならば、 これを小さな下降ステップ "d" と表す。
数列はとなれば終了する。
任意の整数が与えられたとき、ステップの列を書き出すことができる。 例えばなら、数列はステップ "DdDddUUdDD" に対応する。
もちろん、同じ列 "DdDddUUdDD...." から始まる列は他にもある。 例えばなら、ステップの列は DdDddUUdDDDdUDUUUdDdUUDDDUdDD である。 実際、1004064 は列 DdDddUUdDD から始まる最小の可能なである。
列 "UDDDUdddDDUDDddDdDddDDUDDdUUDd" から始まる最小のは何か?
全ての辺の長さが整数で、少なくとも1つの角が度で計測して整数である三角形のうち、周長が を超えないものはいくつあるか。
位数 n の均整の取れた彫像を次のように定義する:
ブロック(n 枚のタイル)と台座(残りのタイル)と呼ばれる n+1 枚のタイルからなるポリオミノ(*)である
台座は中心が (x = 0, y = 0) にある
ブロックの y 座標は 0 より大きい(つまり台座のみが一番下のタイルである)
全ブロックをあわせた重心は x 座標が 0 に等しい
彫像を数えるとき、y 軸に対称なだけの図形は別のものと考えない。例えば、位数 6 の 18 個の均整の取れた彫像は以下の通りである。(y 軸に対し)鏡像のペアは 1 つの彫像として数えていることに注意せよ:
位数 10 の均整の取れた彫像は 964 あり、位数 15 では 360505 ある。 位数 18 の均整の取れた彫像はいくつあるか?
(*) ポリオミノ(polyomino):同じ形の正方形を共有する辺でつなげた図形。穴は許される。
辺の長さ a, b, c が整数で a ≤ b ≤ c となるような三角形について考える。 整数である辺の長さ (a,b,c) の三角形が gcd(a,b,c)=1 を満たすとき、原始的であるという。 周長が 10 000 000 を超えない、辺の長さが整数で原始的な三角形はいくつあるか。
勤勉なアリが 5x5 の格子をランダムに歩く。中央のマスから歩き始める。各ステップにおいて、アリは格子からはみ出すことなく、隣接するマスにランダムに移動する。ゆえに各ステップではアリの位置に応じて 2, 3, 4 通りの移動の仕方がある。
出発前に、種が最下列の各マスに置かれる。アリが種を運んでおらず、かつ種のある最下列のマスに到達した場合、アリは種を運び始める。アリは、最上列の種のないマスに最初に到着したとき、そこに種を落とす。
すべての種が最上列に落とされるまでのステップ数の期待値はいくつか。 答を小数第 6 位に丸めて求めよ。
非負整数に対し、アッカーマン関数は次のように定義される:
例えばである。
を求め、で割った余りを答えよ。
10進数で3桁の数376は、のように2乗の末尾が自身と一致するという特徴を持つ数の一つである。このような特徴を持つ数を平方安定 (steady square) と呼ぶことにしよう。
平方安定は他の基数でも見られる。14進数では、3桁のc37はとなり平方安定である。そしてその桁の合計は14進数で c+3+7=18 である。文字 a,b,c,d は16進数と同様に、それぞれ 10, 11, 12, 13 を表すのに使っている。
1 ≤ n ≤ 9 では、14進数で n 桁の平方安定な全ての数の各桁の合計は 2d8(10進数で 582)である。最上位桁が 0 の平方安定は含めない。
14 進数で 1 ≤ n ≤ (10進数で)10000 の n 桁の平方安定な数の各桁の合計を求め、答を14進数で入力せよ。必要であれば文字は小文字を使用せよ。
Albert は正整数 k を選び、さらに二つの実数 a, b を区間 [0,1] から一様分布でランダムに選ぶ。 次に、和の平方根を計算し、最も近い整数に丸める。もし結果が k に等しければ、彼は k 点を得る。それ以外は 0 点である。
例えば、k=6, a=0.2, b=0.85 なら、である。 42.05 の平方根は 6.484... で、最も近い整数は6になる。 この値は 6 に等しいため、彼は 6 点を得る。
で 10 回プレイした場合、小数第6位で四捨五入した合計点の期待値は 10.20914 であることがわかる。
で回プレイした場合、小数第6位で四捨五入した合計点の期待値はいくらか?
Barbaraは数学者でありバスケットボール選手である。彼女は、距離 x からシュートしたときに1点得点できる確率がちょうど (1-x/q) であることに気づいた。ここで q は 50 よりも大きな実定数である。
各予行練習では、彼女は 距離 x=1, x=2, ..., x=50 からシュートする。記録によると、合計点が 20 点ぴったりになる確率はちょうど 2 %である。
q を求め、小数第11位を四捨五入して答えよ。
真円のピザを m×n 個のピースに等分割し、各カットにちょうど 1 つずつトッピングを載せたい。
m (m ≥ 2)種の異なるトッピングをのせ、各トッピングがちょうど n (n ≥ 1)カットからなるピザを何通り作れるかを f(m,n) で表す。 反転は別物として、回転は同じものとして数える。
つまり例えば、f(2,1) = 1, f(2,2) = f(3,1) = 2, f(3,2) = 16 である。f(3,2) を下に示す。
(* 画像がGIFアニメしないので並べて示す。色覚に頼らない表現にする)
を満たす全ての f(m,n) の合計を求めよ。
4分木による符号化を用いて、の白黒画像を(0と1の)ビット列で表すことができる。このビット列は左から右へ以下のようにして解読する:
最初のビットは全体の領域を表す
"0" は分割を意味する: 対象のの領域を4つのの領域に分割し、続くビット列は左上、右上、左下、右下の順で分割された領域を表す
"10" は対象の領域が黒いピクセルしか含んでいないことを表す
"11" は対象の領域が白いピクセルしか含んでいないことを表す
下の 4×4 の画像について考える(色のついた印はどこで分割が起こるかを表す):
この画像を表すビット列は複数存在する。例えば: "0(R)0(B)101010100(G)10111110110(o)10101010" は長さ 30 であり、または "0(R)100(G)101111101110" は長さ 16 であり、これはこの画像を表す最短のビット列である。
(* 文字に色を付ける代わりに(R)(B)(G)(o)を付記した、それぞれ赤緑青橙の意)
正の整数 N に対し、を次の条件を満たすの画像と定義する:
左下のピクセルを座標 x=0, y=0 とし、
なら(x,y)のピクセルは黒
さもなくば(x,y)のピクセルは白
を表す最短のビット列の長さを求めよ。
辺の長さが6,8,10の三角形を考える。周長と面積は共に24である。よって、面積/周長の比は1である。
辺の長さが13,14,15の三角形を考える。周長は42であり、面積は84である。この三角形の面積/周長の比は2である。
辺の長さが整数で、面積/周長の比が1000以下の正整数になるようなすべての三角形の周長の和を求めよ。
(* 比が正整数、の正は不要では。)
任意の素数に対しとする。 は以下の乱数生成器で生成する:
をの階乗とする。 を内の因数 p の個数とする。
であることがわかる。
を求めよ。
の範囲の整数で、桁の合計がの桁の合計と等しいようなものはいくつあるか?
C(x,y) を (x,y), (x,y+1), (x+1,y), (x+1, y+1) を通る円とする。
正の整数 m, n に対し, E(m,n) を以下の m×n 個の円からなる図形とする: {C(x,y): 0≤x<m, 0≤y<n, xとyは整数}
E(m,n) 上のオイラー閉路とは、全ての弧をちょうど1度ずつ通る経路のことである。 E(m,n) 上に多数のそのような経路があるが、ここでは自身と交わらないものだけを考える。交差のない経路では格子点上で自身の経路に触れるが、決して交差しない。
下の図は E(3,3) とその上の交差のないオイラー閉路の一例である。
L(m, n) を、 E(m, n) 上の交差のないオイラー閉路の個数とする。 例えば、 L(1,2)=2, L(2,2)=37, L(3,3)=104290 である。
を求めよ。