2つの石の山と2人のプレイヤーでゲームをする。 それぞれの手番で、プレイヤーは大きいほうの山から石を取り除く。 取り除く石の個数は、小さい方の山の石の個数の正の整数倍でなくてはならない。
例えば、順序つきの対 (6,14) で、小さいほうの山に6個の石、大きいほうの山に14個の石がある状態を表すとすると、先手は大きいほうの山から6個または12個の石を取り除くことができる。
いずれかの山から石を全て取り除いたプレイヤーが勝利する。
先手が必勝となる状態を勝利状態と呼ぶ。例えば、(1,5), (2,6), (3,12) は、先手は二つ目の山から即座に全ての石を取り除けるため、勝利状態である。
先手がどうしようとも後手が必勝となる状態を敗北状態と呼ぶ。例えば、(2,3)や(3,4)は敗北状態である:どのような手をとっても後手が勝利状態となる。
について、すべての敗北状態に対するの総和をと定義する。となることが確かめられる。
を求めよ。