386 : 反鎖の最大長(**)
nを整数とし、nの約数の集合をS(n)としよう。
S(n)の部分集合Aが一つの要素のみを含むか、あるいはAのいかなる要素もその他のいずれの要素によっても割り切ることができないとき、AをS(n)の反鎖 (antichain) と呼ぼう。
例えば:
S(30)={1,2,3,5,6,10,15,30}
{2,5,6}はS(30)の反鎖ではない。
{2,3,5}はS(30)の反鎖である。
S(n)の反鎖のうち最大の長さとなるもののその長さをN(n)で表すとしよう。
1≤n≤108に対する∑N(n)を求めよ。
(** 説明「互いに素」ではいけないのかしら。集合に「長さ」はない。en.wikipediaでは、antichainとはもっと一般化した内容で、widthという属性とともに説明されている。
https://en.wikipedia.org/wiki/Antichain )