494:コラッツプレフィックスファミリー
コラッツ数列は次のように定義される:
ai+1={ai/23ai+1aiが偶数のときaiが奇数のとき
コラッツ予想では、いかなる正の整数から始めても、この数列は最終的に 1,4,2,1... という周期に入るとされている。
a1=n から始まるコラッツ数列のうち、2のべき乗でない数からなる部分数列を、その数列の先頭の数を用いて p(n) と表し、これを「数列プレフィックス」と定義する。 (この問題では 20=1 は2のべき乗と見なす。)
例えば:
p(13)={13,40,20,10,5}
p(8)={}
コラッツ予想に反する数が存在するならば、この部分数列は無限の長さを持つことになる。
長さ m の全ての数列プレフィックスの集合を Sm とする。Sm 内の2つの数列 {a1,a2,…,am} と {b1,b2,…,bm} が、1≤i,j≤m において bi<bj かつそのときに限り ai<aj であるならば、この数列は同じプレフィックスファミリーに属すると言うことにする。
例えば、集合 S4 内では、{6, 3, 10, 5} は {454, 227, 682, 341} と同じファミリーに属するが、{113, 340, 170, 85} はそうではない。
Sm 内の異なるプレフィックスファミリーの個数を f(m) と定義しよう。
f(5) = 5, f(10) = 55, f(20) = 6771 が与えられている。
f(90) を求めよ。