198 : 曖昧数 (*)
実数に対して, 分母が以下になるような既約分数による最も正確な近似を(, とは互いに素)とすると, よりに近いいかなる有理数についてもとなる.
ほとんどの場合, 実数に対する最も正確な近似は, 任意の分母の上限に対して一意に定まる. しかし, 中にはのような例外もある. は, 分母の上限がのとき, 最も正確な近似がとの2つ定まる. このように, 少なくとも一つの分母の上限に対して, 最も正確な近似が2つ以上定まる実数を「曖昧数」と呼ぶことにする. 明らかに, 曖昧数は有理数でなければならない.
かつなるについて, 曖昧数は全部でいくつ存在するか.
(*192が類題、用語の統一?)
最終更新