220 : Heighwayのドラゴン

D0\bm{D_{0}} を2文字の文字列“Fa”\text{``Fa''}とする. n1n \geq 1 では, Dn\bm{D_{n}}Dn1\bm{D_{n-1}} から以下の変換ルールに従い作られる.

“a”“aRbFR”“b”“LFaLb”\begin{aligned} \text{``a''} &\rightarrow \text{``aRbFR''} \\ \text{``b''} &\rightarrow \text{``LFaLb''} \end{aligned}

つまり, D0=“Fa”,D1=“FaRbFR”,D2=“FaRbFRRLFaLbFR”,\bm{D_{0}}=\text{``Fa''}, \bm{D_{1}} = \text{``FaRbFR''}, \bm{D_{2}} = \text{``FaRbFRRLFaLbFR''}, \dots となる.

これらの文字列はコンピューターグラフィックスプログラムへの命令と解釈できる: "F"を"1ユニット前へ描け", "L"を"90度左を向け", "R"を"90度右を向け", "a"と"b"は無視する. カーソルの初期位置は(0,0), 向きは(0,1)方向, つまり上とする.

Dn\bm{D_{n}}nn次の"Heighwayのドラゴン"(Heighway Dragon)として知られる奇妙な図となる. 例えば, 下図は D10\bm{D_{10}} である. 各"F"を1ステップとして数えると, 500ステップ目で図中で強調してある(18,16)に到達する.

D50\bm{D_{50}} において 101210^{12} ステップ後の座標を求めよ. 回答は x,yx,y という形式でスペースを入れずに入力せよ.

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