D0 を2文字の文字列“Fa”とする. n≥1 では, Dn は Dn−1 から以下の変換ルールに従い作られる.
“a”“b”→“aRbFR”→“LFaLb” つまり, D0=“Fa”,D1=“FaRbFR”,D2=“FaRbFRRLFaLbFR”,… となる.
これらの文字列はコンピューターグラフィックスプログラムへの命令と解釈できる: "F"を"1ユニット前へ描け", "L"を"90度左を向け", "R"を"90度右を向け", "a"と"b"は無視する. カーソルの初期位置は(0,0), 向きは(0,1)方向, つまり上とする.
Dn は n次の"Heighwayのドラゴン"(Heighway Dragon)として知られる奇妙な図となる. 例えば, 下図は D10 である. 各"F"を1ステップとして数えると, 500ステップ目で図中で強調してある(18,16)に到達する.
D50 において 1012 ステップ後の座標を求めよ. 回答は x,y という形式でスペースを入れずに入力せよ.