243 : 弾性

分子が分母より小さい正の分数を真分数という。 任意の分母ddに対し、真分数はd1d-1個ある。例えばd=12d = 12では 1/12, 2/12, 3/12, 4/12, 5/12, 6/12, 7/12, 8/12, 9/12, 10/12, 11/12 である。

約分できない分数を弾性分数 (resilient fraction)と呼ぶことにしよう。 さらに分母に対し弾性(resilience)を真分数のうち弾性分数の比率と定義し、R(d)R(d)で表す。例えばR(12)=4/11R(12) = 4/11である。 ちなみにd=12d = 12は弾性がR(d)<4/10R(d) < 4/10を満たす最小の分母である。

R(d)<15499/94744R(d) < 15499/94744を満たす最小の分母ddを求めよ。

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