245 : 共役弾性

約分できない分数を弾性分数 (resilient fraction)と呼ぶことにする。 さらに分母ddに対し弾性 (resilience)を、真分数のうち弾性分数の比率と定義し、R(d)R(d)で表す。例えばR(12)=4/11R(12) = 4/11である。

d>1d > 1の弾性はφ(d)d1\displaystyle \frac{φ(d)}{d-1}となる。φφはオイラーのトーティエント関数である。

さらに、数n>1n > 1に対し共役弾性 (coresilience)をC(n)=nφ(n)n1\displaystyle C(n) = \frac{n-φ(n)}{n-1}と定義する。

素数ppの共役弾性はC(p)=1p1\displaystyle C(p) = \frac{1}{p-1}である。

C(n)C(n)単位分数であるような1<n2×10111 < n ≤ 2×10^{11}を満たす合成数nn全ての合計を求めよ。

訳注:243が関連問題

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