338 : 長方形方眼紙の切断

整数の寸法w×hw × hをもつ長方形の方眼紙がある. 罫線の間隔は1である. 罫線に沿って方眼紙を二つに切り離し, 二つを重なりなく並び替えると, 別の寸法の長方形を新たに作ることができる.

例えば,9×49 × 4の寸法の方眼紙からは, 下のように切って並び替えると, 寸法18×2,12×3,6×618 × 2, 12 × 3, 6 × 6の長方形を作ることができる.

同様に, 寸法9×89 × 8の方眼紙からは, 寸法18×4,12×618 × 4, 12 × 6の長方形を作ることができる.

wwhhの組に対し, 寸法w×hw × hの方眼紙から作ることができる異なる長方形の数をF(w,h)F(w,h)とする. 例えば,F(2,1)=0,F(2,2)=1,F(9,4)=3,F(9,8)=2F(2,1) = 0, F(2,2) = 1, F(9,4) = 3, F(9,8) = 2である. 始めの長方形と合同な長方形はF(w,h)F(w,h)に数えないことに注意しよう. また寸法w×hw × hと寸法h×wh × wの長方形は別とみなさないことに注意しよう.

整数NNに対し,0<hwN0 < h ≤ w ≤ Nを満たす全てのwwhhの組に対するF(w,h)F(w,h)の和をG(N)G(N)とする. G(10)=55,G(103)=971745,G(105)=9992617687G(10) = 55, G(10^3) = 971745, G(10^5) = 9992617687であることが確かめられる.

G(1012)G(10^{12})を求めよ. 答えをmod108\mod 10^8で入力せよ.

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