整数の寸法w×hをもつ長方形の方眼紙がある. 罫線の間隔は1である.
罫線に沿って方眼紙を二つに切り離し, 二つを重なりなく並び替えると, 別の寸法の長方形を新たに作ることができる.
例えば,9×4の寸法の方眼紙からは, 下のように切って並び替えると, 寸法18×2,12×3,6×6の長方形を作ることができる.
同様に, 寸法9×8の方眼紙からは, 寸法18×4,12×6の長方形を作ることができる.
wとhの組に対し, 寸法w×hの方眼紙から作ることができる異なる長方形の数をF(w,h)とする.
例えば,F(2,1)=0,F(2,2)=1,F(9,4)=3,F(9,8)=2である.
始めの長方形と合同な長方形はF(w,h)に数えないことに注意しよう.
また寸法w×hと寸法h×wの長方形は別とみなさないことに注意しよう.
整数Nに対し,0<h≤w≤Nを満たす全てのwとhの組に対するF(w,h)の和をG(N)とする.
G(10)=55,G(103)=971745,G(105)=9992617687であることが確かめられる.
G(1012)を求めよ. 答えをmod108で入力せよ.