277 : 修正コラッツ列

整数の修正コラッツ列は値a1a_1から始めて次のようにして得られる:

ana_nが3で割り切れるならば、an+1=n3\displaystyle a_{n+1} = \frac{n}{3} これを大きな下降ステップ "D" と表す。

ana_nを3で割った余りが1ならば、an+1=4an+23\displaystyle a_{n+1} = \frac{4a_n + 2}{3} これを大きな上昇ステップ "U" と表す。

ana_nを3で割った余りが2ならば、an+1=2an13\displaystyle a_{n+1} = \frac{2a_n - 1}{3} これを小さな下降ステップ "d" と表す。

数列はan=1a_n = 1となれば終了する。

任意の整数が与えられたとき、ステップの列を書き出すことができる。 例えばa1=231a_1=231なら、数列an=231,77,51,17,11,7,10,14,9,3,1{a_{n}}={231,77,51,17,11,7,10,14,9,3,1}はステップ "DdDddUUdDD" に対応する。

もちろん、同じ列 "DdDddUUdDD...." から始まる列は他にもある。 例えばa1=1004064a_{1}=1004064なら、ステップの列は DdDddUUdDDDdUDUUUdDdUUDDDUdDD である。 実際、1004064 は列 DdDddUUdDD から始まる最小の可能なa1>106a_1 > 10^6である。

列 "UDDDUdddDDUDDddDdDddDDUDDdUUDd" から始まる最小のa1>1015a_1 > 10^{15}は何か?

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