2の平方根は無限連分数として書くことができる。
2=1+2+2+2+2+…1111
この無限連分数を2=[1;(2)]と表記することもできる。(2)は2が際限なく繰り返されることを示す。同様に23=[4;(1,3,1,8)]である。
平方根の部分的な連分数の数列から良い有理近似が得られることが分かる.2の近似分数について考えよう。
1+21=23
1+2+211=57
1+2+2+2111=1217
1+2+2+2+21111=2941
従って, 2の近似分数からなる数列の最初の10項は:
1,23,57,1217,2941,7099,169239,408577,9851393,23783363,…
もっとも驚くべきことに, 数学的に重要な定数eは次のように表せて、
e=[2;1,2,1,1,4,1,1,6,1,…,1,2k,1,…]
e の近似分数からなる数列の最初の10項は:
2,3,38,411,719,3287,39106,71193,4651264,5361457,…
第10項の近似分数の分子の桁を合計すると1+4+5+7=17である。
eについての連分数である近似分数の第100項の分子の桁の合計を求めよ。