平面上のいかなる三角形Tにおいても、Tの内部にぴったりと収まる, 最大の面積となる唯一の楕円の存在を示すことができる。
与えられたnに対し、以下の条件を満たす三角形Tを考えよう:
T内の最大面積となる楕円の焦点が(13,0)と(−13,0)になる
このような三角形全ての面積の総和をA(n)としよう。
例えばn=8のとき、そのような三角形が二つ存在する。それらの頂点は(−4,−3),(−4,3),(8,0)と(4,3),(4,−3),(−8,0)であり、三角形の面積はどちらも36になる。したがってA(8)=36+36=72となる。
A(10)=252,A(100)=34632,A(1000)=3529008であることが確認できる。
A(1000000000)を求めよ。
注:楕円の焦点とは、楕円の境界上の点Pに対しAP + BPが一定の長さとなる二点AとBのことである。