183 : 分割した積の最大値
Nを正整数とし、Nをk個に等分する、すなわちr=N/kとする。N=r+r+⋯+rである。Pをその分割数の積とする、すなわちP=r×r×⋯×r=rkとする。
例えば、11を5つに分割すると11=2.2+2.2+2.2+2.2+2.2となる。このときP=2.25=51.53632である。
M(N)=P_\maxとする。
N=11の場合には4つに分けた場合がP_\max=(11/4)^4で最大となる。すなわちM(11)=14641/256=57.19140625であり、有限小数である。
しかし、N=8の場合には最大値は3つに分けたときに得られ、M(8)=512/27となる。これは無限小数 (循環小数) である。
さて、M(N)が無限小数のときD(N)=N、M(N)が有限小数のときD(N)=−Nとする。
5≦N≦100について∑D(N)=2438となる。
5≦N≦10000について∑D(N)を求めよ。