三次ベジェ曲線は四点P0,P1,P2,P3により定義される.
曲線は以下のように作られる :
線分P0P1,P1P2,P2P3上の点Q0,Q1,Q2を, ([0,1]の範囲内のtに対し) P0P1P0Q0=P1P2P1Q1=P2P3P2Q2=tとなるように描く.
線分Q0Q1,Q1Q2上の点R0,R1を, 同じ値tを使ってQ0Q1Q0R0=Q1Q2Q1R1=tとなるように描く.
線分R0R1上の点Bを同じ値tを使ってR0R1R0B=tとなるように描く.
点P0,P1,P2,P3によるベジェ曲線は, 線分P0P1上に取りうるすべてのQ0による, 点Bの軌跡と定義される. ( 全ての点に対しtの値は同じであることに注意. )
(以下途中、アプレットをJSに作り替えよう)
右のアプレットで ( ※ 訳注 : こちらには Java アプレットを埋め込められないため, 公式にてご確認ください ) 点 P0, P1, P2, P3 をドラッグし, ベジェ曲線 (緑の曲線) がこれらの点によりどのように定義されるかを見ることができる. 線分 P0P1 の間にある点 Q0も同様にドラッグできる.
こうして作られたベジェ曲線は, P0における線分P0P1と,P3における線分P2P3とを接線に持つことがわかるだろう.
P0=(1,0),P1=(1,v),P2=(v,1),P3=(0,1)の三次ベジェ曲線は四分の一の円弧に近くなる.
ここで0より大きい値vは線OP0,OP3と曲線によって囲まれる面積が π/4 ( 四分の一の円の面積 ) と等しくなるように選ばれる.
四分の一の円弧の長さに対しこの曲線の長さとの違いは何パーセントになるだろうか?
つまり, Lを曲線の長さとしたときの100×(π/2)L−(π/2)を計算せよ.
小数点以下11桁の位で四捨五入して答えよ.