任意の正の整数nに対して、第n弱グッドスタイン数列 (nth weak Goodstein sequence) {g1,g2,g3,…}は次のように定義される:
k>1のとき、gkは、底kでgk−1を書き下し、その結果をk+1を底とした数として解釈し、その結果から 1 を引くことで得られる。
この数列はgkが0になった時に終了となる。
例えば第6弱グッドスタイン数列は{6,11,17,25,…}となる:
g2=11なぜなら6=1102,1103=12,12−1=11であるから
g3=17なぜなら11=1023,1024=18,18−1=17であるから
g4=25なぜなら17=1014,1015=26,26−1=25であるから
以下同様である。
すべての弱グッドスタイン数列は有限であることを示すことができる。
第n弱グッドスタイン数列のうち、非ゼロである要素の個数をG(n)としよう。
G(2)=3,G(4)=21,G(6)=381であることが確かめられている。
同様に、1≤n<8に対して∑G(n)=2517であることが確かめられている。
1≤n<16に対する∑G(n)の最後の9桁を求めよ。